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ヘンリー王子とメーガン妃 米国との「蜜月関係は終わった」 英有名政治家が指摘
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英国での人気下落が盛んに報じられているヘンリー王子とメーガン妃。家族を一方的に非難した3月放送のインタビュー番組はもちろん、最近では妃の誕生日ビデオメッセージやアフガニスタン問題に対する声明も英国では不評だった。先日発表された好感度調査でも人気下落傾向は明らかだったが、英有名政治家は移住先の米国も“英国に続く”と断言している。
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「一時的な話題にはなった」と前置きをしたが
ロイヤリストとしても知られる英有名政治家のナイジェル・ファラージ氏。英ニュース専門チャンネル「GB News」で放送している自身の名を冠した番組では、ヘンリー王子の回顧録は「英国でまったく売れない」と予想した。
そして今回は英大衆紙「デイリー・エクスプレス」に対し、ヘンリー王子とメーガン妃は英国に続いて米国でも「人気が凋落する」と明言している。
同氏は王子夫妻が米国移住後に王室時代の体験を一方的に暴露し、自由な王室批判で「一時的な話題にはなった」と前置きをした。だが「最近では米国のコメンテーターによる発言を聞いていても、2人に飽き始めているのが明白に分かります。蜜月関係は終わったと思っています」と述べた。
市場・マーケティング調査およびデータ分析の英企業「YouGov」は9月頭、ロイヤルファミリー好感度調査の結果を発表。王子夫妻がそろってワーストを記録したことは、英メディアで大きく報じられた。かつてはエリザベス女王に次ぐ王室の人気者だった王子は妃に引きずり込まれたかのように、マイナス評価に大きく落ち込んでいる。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)