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ヘンリー王子夫妻は「考え抜いて行動していない」 英国での人気凋落を受け専門家が指摘
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かつては“やんちゃで陽気な次男坊キャラ”として大人気だったヘンリー王子。メーガン妃も結婚当初はキャサリン妃をしのぐ人気を集めた。ところが“王室引退”から1年が過ぎた今、英国での好感度は下落の一途。その要因に3月放送の暴露インタビューがある事実は明白だ。そこで王室専門家は夫妻が番組出演を決断したことに対し、「良いアドバイスを受けていないのではないか」と指摘した。
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王室専門家らがヘンリー王子夫妻の人気凋落について発言
英民放「チャンネル5」は先日、ドキュメンタリー番組「Harry and Meghan:3 Troubled Years(ハリーとメーガン:トラブル続きの3年)」を放送。出演した王室作家のペニー・ジュナー氏や王室ジャーナリストのリチャード・ケイ氏らが、“王室引退”から続くヘンリー王子夫妻の人気凋落について語った。
英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が掲載した記事によると、司会者は3月放送の暴露インタビューで行われた王室批判について、「これで英国における2人の支持率は下がりましたか?」と話を展開。ジュナー氏は「現在の2人は、あまり良いアドバイスを受けていないのではないでしょうか。それに、しっかりと考え抜いて行動しているとも思えません」と主張した。
さらに、公共の電波を使ってロイヤルファミリーを批判すれば「英国での支持率が下がる可能性がある」と、もっともな指摘をするスタッフがいなかったのではないかと推測した。
一方でケイ氏は、「(インタビューを見た)多くの人たちは、2人に起こったことについて魅了されていませんし、ハリー(ヘンリー王子)も以前のような人気者ではありません」と結論をずばりと述べた。
市場・マーケティング調査およびデータ分析の英企業「YouGov」が4月21・22日に実施したロイヤルファミリー好感度調査によると、王子夫妻は過去最悪の結果に。ヘンリー王子はマイナス6ポイント、メーガン妃に至ってはマイナス32ポイントと極端に落ち込んでいた。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)