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ウイリアム王子とヘンリー王子 関係修復は前途多難? “助け”がない状況に専門家注目
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かつては仲睦まじき兄弟愛の象徴だったウイリアム王子とヘンリー王子。愛する母を10代の若さで失った2人は、その悲しみに耐えながら互いに支え合った。しかし、そんな仲良し兄弟の間に生まれた確執はここ数年深まるばかりで、ロイヤルファンにとっては本当に胸が痛むもの。早く和解して欲しいと望む声は日増しに高まるばかりだが、どうやらその日が来るのはまだまだ先のようだ。
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スコビー氏の発言は「かなりショッキング」だったと専門家
ウイリアム王子とヘンリー王子の不和についてこのほど言及したのは、王室専門家のモーリー・マルシャイン氏とクリスティーナ・ガリバルディ氏。英大衆紙「デイリー・エクスプレス」は、ポッドキャスト番組「Royally Us」で両氏が語った内容を伝えている。
ガリバルディ氏はまず、ヘンリー王子夫妻の非公式伝記本を共同執筆したオミッド・スコビー氏のコメントについて言及。米朝番組でスコビー氏が主張した「兄弟の和解はほとんど進展していない」という内容は「かなりショッキングなニュース」と述べた。
また同氏は、スコビー氏がヘンリー王子夫妻と直接的に連絡を取れる関係であることにも注目。「兄弟に関係改善が見られない」とするスコビー氏の主張が確度の高い情報との見方も示した。
ガリバルディ氏の考えに対し、マルシャイン氏は王室メンバーが兄弟の関係改善へ介入する必要性を主張。その一方で「主要メンバーはヘンリー王子にひどく腹を立てているようです」とも述べ、兄弟関係を修復しようとする人物が現れないほど、家族内ではヘンリー王子夫妻の王室批判に対する反感が強いことを示唆した。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)