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チャールズ皇太子が父との最後の会話を明かす フィリップ殿下らしいユーモアが話題

著者:森 昌利

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フィリップ殿下【写真:AP】
フィリップ殿下【写真:AP】

 去る4月9日、99歳の長寿をまっとうしたフィリップ殿下。エリザベス女王との結婚生活は74年を数え、良き夫、父、祖父、そして曽祖父としてロイヤルファミリーを支えた。その人生のすべてを英国に捧げた殿下は率直な人柄で知られたが、チャーミングな一面を持ち合わせていたことでも有名だ。チャールズ皇太子が明かした最後の会話にも、そんな殿下の”茶目っ気”が表れていると話題になっている。

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死去前日に100歳の誕生日パーティーについて相談 返ってきた言葉とは

 フィリップ殿下は今年2月に体調を崩し、英ロンドンのキング・エドワード7世病院に入院。予定より入院が長引いたものの3月には退院し、エリザベス女王と暮らすウィンザー城に戻っていた。しかし4月9日午後、同日朝に城内で安らかに息を引き取ったことが発表された。

 英大衆紙「デイリー・メール」が掲載した記事によると、現地時間9月22日(水)に放送予定の英公共放送BBC特別番組「Prince Philip: The Royal Family Remembers(フィリップ殿下:ロイヤルファミリーの記憶)」の中で、チャールズ皇太子が殿下と交わした“最後の会話”を明かした。

 それは殿下が亡くなる前日に電話をかけた時のこと。皇太子は「100歳の誕生日について話しましょう」と父親に呼びかけたという。

 しかし、殿下はあまり乗り気ではない様子だった。皇太子は殿下の耳が少し遠いのを分かっていたので、もう一度声を張って「誕生日の相談をしないといけません。(100歳を祝う)パーティーもありますし」と話しかけたそうだ。

 すると殿下はいつものように、鋭く簡潔な物言いで「そうだな、それまで生きていなければならんということだろう?」と答えたという。皇太子はその言葉に「そう言われると思っていました」と苦笑い。最後の最後まで皮肉とユーモアを忘れなかった父親に深い感銘を受けた。

 この番組はロイヤルファミリーが殿下との思い出を語る構成。皇太子の他、殿下の長女アン王女、孫のウイリアム王子とヘンリー王子などが、生前の殿下の生き生きとした姿を紹介している。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)