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どうぶつ

怒った元保護ねこと怒られた土佐犬 その理由とは? 「感情と表情が人間」と大反響

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

遊びモードじゃなかった爪くんに怒られてしまった顎ちゃん【写真提供:ジョーは犬&猫と添い遂げる家を買いリフォーム中(@6464prpr)さん】
遊びモードじゃなかった爪くんに怒られてしまった顎ちゃん【写真提供:ジョーは犬&猫と添い遂げる家を買いリフォーム中(@6464prpr)さん】

 キッとした怒りの表情を浮かべる白ねこと、目をそらして“たじたじ”といった様子の土佐犬。対照的な2匹の間には、何とも言えない緊迫感が漂っています。一体何があったのでしょうか? そして、その後の展開は? 飼い主さんに話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

遊びたかったいぬがねこにちょっかいを出すと…

 プンスカとした怒りの表情とともに無言の圧力をかけている白ねこは、1歳の男の子「爪(ソウ)」くん。そして、その圧に押されてバツの悪そうな顔を浮かべている土佐犬は、5歳の女の子「顎(アギト)」ちゃんです。

 名前の由来はそれぞれ、じゃれ方が激しいことと噛む力が強そうなイメージから。また由来が表すように、爪くんは自由で物怖じしない性格、顎ちゃんは甘えん坊で食いしん坊だそうです。

 ある日、そんな2匹と飼い主さんがベッドでゴロゴロしていた時のことでした。遊びたいモードの顎ちゃんにちょっかいを出された爪くんは、乗り気じゃなかったため「ムスッ」と思わずご機嫌斜めに。顎ちゃんもまさかそんなに怒ると思っていなかったのか、事態をうまく呑み込めていないようです……。そこで飼い主さんは、心情がはっきりと顔に表れた2匹をすぐさまカメラに収めました。

 この写真を「何回でも見てほしいシリーズ。怒ってるねこと怒られることに納得してないいぬ」としてツイートすると、5200件もの“いいね”を集めるなど話題に。また、リプライ(返信)欄には「良い表情すぎる」「絶対感情と表情が人間」「いぬさんの優しさがたまらんです」「どっちも表情が心境を語ってる」など、さまざまな反応が寄せられました。

 2匹の気になるその後は、飼い主さんいわく「数秒後には寄り添っていました」とのこと。また今回の反響についても、「犬種(土佐犬)が持つ怖いイメージを少しでもポジティブなものにしたくて始めたSNSだったので、たくさんの方に見ていただけてうれしいです」と喜びを語っています。

2匹のために一軒家を購入してリフォーム 様子をSNSで紹介

 2匹のお迎えについて聞いたところ、怒っていた爪くんは元保護ねこ。ある日、飼い主さんの自宅裏でうずくまっていたところを発見し、母ねこが迎えにくる様子もなかったことから保護しました。そして顎ちゃんに関しては当初、飼い主さんの親類が引き取ってきたそうですが、代わりにお世話をするようになったといいます。

 そうして出会った2匹は、お互いに声を上げて怒ったりすることもなく、仲が良いそう。また、小さかった頃の爪くんは遊んでいる時に力の加減がうまくできず、顎ちゃんが無言の圧力をかけて「やめなさい」と伝える場面もあったとか。飼い主さんは今回の一コマについて、顎ちゃんの態度が爪くんに影響したのかもしれないと推察しています。

 なお、飼い主さんは2匹に快適な生活を送ってもらうべく一軒家を購入し、現在リフォーム中。その様子をコンテンツ共有プラットフォーム「note」で紹介しています。

 飼い主さんの愛情を受けながら、これからも素敵な環境で仲良く暮らしてね、爪くんと顎ちゃん!

取材協力:ジョーは犬&猫と添い遂げる家を買いリフォーム中(@6464prpr)さん

(Hint-Pot編集部)