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保護ねこファミリーのインパクト大なお出迎え風景が“圧巻”と話題 「にゃーにゃートレインできそう」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

左上から「ふく」ちゃん、「あば」くん、「斎藤」ちゃん、下段に「カツオ」くん【写真提供:ふくママ(fuku20160815)さん】
左上から「ふく」ちゃん、「あば」くん、「斎藤」ちゃん、下段に「カツオ」くん【写真提供:ふくママ(fuku20160815)さん】

愛情たっぷりのにぎやかな生活ぶりがSNSで大人気

 自由気ままでマイペースなイメージが強いねこですが、手厚いお出迎えをしてくれると、日々の疲れも吹き飛びますよね。4匹の保護ねこたちが飼い主さんの帰りを今か今かと待つ、“圧巻”のお出迎え風景が話題になっています。ねこたちとのにぎやかな生活を楽しむ飼い主さんに聞きました。

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 ご近所でも名物になっているというのは、愛知県に住む保護ねこ「ふく」ちゃんが率いるファミリー。現在では5匹のねこたちと暮らす飼い主さんは、保護ねこをお迎えするという選択肢を知り、「こんなにかわいいんだよ!」ということをより多くの人に知ってもらいたいといいます。

 ふくちゃんファミリーは以前住んでいたマンションにいた頃から、飼い主さんのお出迎えは恒例になっており、みんなで仲良く並んで窓の外をのぞく姿はインパクト抜群! 飼い主さんの車の音が聞こえると、必ず誰かしらが窓際に飛んでくるそうです。

 一家の長であるふくちゃんが保護されたのは、2016年のお盆休みのこと。飼い主さんが、車で九州を一周するキャンプ旅行をしている道中、福岡県山田サービスエリアで、赤い首輪をしたふくちゃんに出逢いました。

 飼い主さんはサービスエリアをうろつくふくちゃんのことがとても気になってしまい、サービスエリアの従業員さんに聞きにいくことに。すると、「10日ほど前に捨てられたのでは」と返事があったそうです。

 いつかねこを飼いたいと思っていつつもまだ先の話と思っていた飼い主さんでしたが、その瞬間、いろいろ考えて連れて帰ることにしたそう。12時間かけて車で自宅まで連れ帰りました。その後、病院に連れて行ったところ、ふくちゃんの妊娠が発覚。それから間もなくして5匹の子ねこを出産するという怒涛の展開に。

 写真の左上にいる白ねこが、サービスエリアで保護され出産したふくちゃん。名前の由来は福岡県で保護されたからだそう。推定年齢は5歳半です。性格は「本当に天使!」と飼い主さん。誰にも優しく、おっとりとした性格。ちょっぴりどんくさいところも含め「最高のお母さん」です。

 ふくちゃんの右隣にいるのは、ふくちゃんの子ども「あば」くん。現在3歳です。生まれてすぐの頃にガマ腫ができてしまい、おっぱいがうまく飲めずにミーミーと鳴いてばかりいたそう。でもとても活発で、“あばれる君”と呼んでいたことから名付けられました。性格はとにかく純粋で、お母さん大好きなマザコンです。

 その右隣もふくちゃんが産んだ5匹の内の1匹で「斎藤」ちゃん。他3匹は飼い主さんの実家に引き取られました。名前の由来は、生まれた時の頭が某芸人さんにそっくりだったからなのだとか。普段はあだ名の「しゃん」と呼ばれています。とにかく飼い主さんが大好きで、他の子が飼い主さんにすり寄ると嫉妬してしまうことも。お嬢様気質で、表情が人間そのものなのだそう。

 下段にいるのは、昨年の6月末に家族に迎えられたばかりの「カツオ」くん。この日は写真に写っていませんが、きょうだいの「タラ」くんと一緒に保護されました。キュートなお名前はSNSを活用。普段は直感でねこ達の名前を決める飼い主さんですが、この2匹はなかなか決まらずコメント欄で募集しました。

 カツオくんは推定生後11か月のまだまだちびっ子です。タラくんと保護された頃、顔回りの毛は薄く肌は荒れ、弱々しかった2匹ですが、今はたっぷりの愛情をかけられ、まん丸おめめのイケメンに成長中です。

 迫力満点のふくちゃんファミリーの姿に「こんなおうちが近所にあったら毎日通ってしまう」「これは圧巻!」「ちょっと練習すればにゃーにゃートレインできそうじゃない!?」など、毎回たくさんのコメントが寄せられています。

記事協力:ふくママ(fuku20160815)さん

(Hint-Pot編集部)