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ヘンリー王子 エリザベス女王とフィリップ殿下の絆を絶賛 「最も愛らしいカップル」
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2022年には前人未到の在位70周年を迎え、英国君主としての威厳がさらに増すエリザベス女王。しかし、今年4月には長年連れ添った夫のフィリップ殿下が死去し、コロナ禍の中で悲しみに沈んだ。それから約5か月後の現地時間22日、英公共放送BBCはフィリップ殿下の追悼番組を放送。インタビューで出演したヘンリー王子が、祖母と祖父のカップルを「最も愛らしい」と表現して話題になっている。
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エリザベス女王とフィリップ殿下の“夫婦の絆”を絶賛
現地時間22日夜にBBCで放送された「Prince Philip:The Royal Family Remembers(フィリップ殿下:ロイヤルファミリーの記憶)」は当初、フィリップ殿下の100歳誕生日記念番組として制作がスタート。4月の死去を受けて追悼番組に変更されたが、インタビュー出演者の豪華な顔ぶれや王室側が提供した秘蔵のプライベート映像などで、放送前から大きな話題を呼んでいた。
番組には、米国在住のヘンリー王子ももちろん出演。英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が注目した発言は、エリザベス女王と殿下の2人を「most adorable couple」と表現した部分だった。
「adorable」は「愛すべき」「愛らしい」といった意味の言葉。ヘンリー王子は「これまでにそんな風に2人を語った人がいるかどうかは分かりませんが」と前置きしつつ、「しかし茶目っ気たっぷりだった彼(フィリップ殿下)を知り、また2人が非常に若くして恋に落ちて深く愛し合っていたことを知る私にとっては、ふさわしい言葉なのです」と、威厳にあふれる女王と女王を支えた殿下が、実はとても愛らしいカップルであったことを証言した。
王子はさらに「2人が揃って訪れた場所、一緒に見たもの、その経験、そして2人が一緒に通り抜けた出来事は、本当に信じがたいほど結び付きを深めました」と語り、女王と殿下の“夫婦の絆”を絶賛した。
妻メーガン妃との“王室引退”で、殿下の最晩年を遠く離れた米カリフォルニア州で過ごした王子。祖父の何が最も恋しいかといえば「そのユーモア」と語り、殿下のウィットに富んだ人柄を心から偲んでいた。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)