どうぶつ
走るもこもこ犬が変顔に! キメ顔とのギャップがツボにはまる人続出
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綿飴のようにもこもこの毛が特徴的なフランス原産のいぬ「ビションフリーゼ」。いろいろなカットスタイルを楽しめることでも人気があります。長い毛足を揺らして駆け回る愛犬を連写し、そのデータを確認したところまさかの変顔が……。4コマ漫画のように並んだ写真がツイッター上で注目されています。投稿について、飼い主さんに話を伺いました。
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モデル犬が見せた思わぬ変顔にびっくり
弾む心を表すように、うきうきとした様子で室内を駆けているのは、豊かな被毛が目を引くビションフリーゼの「プン」ちゃん。1歳になる女の子です。
撮影をしたのは、飼い主さんにおうちでシャンプーをしてもらったあとのワンシーンでした。シャンプーが終わると毎回家の中を走り回るプンちゃんですが、この日はいつもよりアグレッシブに動き回っていたそう。全身ふわふわ、いい香りになってうれしかったのかな。飼い主さんは、はね回る愛犬をとらえようと連写で追いかけました。
どんな写真が撮れたかな。データを見てみると、心配になるほど曲がった首の角度に加えて、動く度に右へ左へと流れていく巻き毛で、愛するプンちゃんが思わぬ形相に。「よく見たらすこぶる怖い走り方してる……」というコメントとともに、変化の過程が分かる4枚の写真を投稿しました。
モデル犬としても活躍しているプンちゃんの変顔に、投稿のリプライ(返信)欄には「声出して笑ってしまいました。ものすごくツボにはまりました! かわいい」と感想が寄せられました。
反響に飼い主さんは「写真を見て、たくさんの方に笑っていただけたのかなと思うと不思議な気持ちです。世界中の方にプンの魅力がもっと伝わるよう精進します(笑)」と話しています。
おおらかなプンちゃん 人はもちろん、いぬも虜に
幼い頃からいぬと暮らしていた飼い主さんは、いぬが大好き。自立をして実家を出たあと、いつかは自分もいぬと生活したいと時期をうかがっていたといいます。
たくさんある犬種の中からどの子を迎えようか考えていた時、いぬと触れ合えるテーマパーク「世界の名犬牧場」(群馬県前橋市)を訪れました。同牧場で産まれたさまざまないぬを見学し、ここでプンちゃんと同じビションフリーゼの「スノー」ちゃんと出会ったことで、ビションフリーゼを迎えることを決めたそう。縁があって「プン」ちゃんを迎えることになりました。
耳なじみがいい名前は、呼びやすい2文字を考えていた時、その響きで決めたといいます。
「天真爛漫で素直、そしておおらか。無邪気で表情豊かなため見ていて飽きません。プンは何をされてもあまり怒らないので、人間側が自分の行動を省みて恥ずかしくなってしまいます。会った人やわんちゃん、みんなを虜にしてしまう魔性の女でもあります」とその性格について解説してくれました。
今回話題になった長い毛並みを美しく保つため、定期的なカットが欠かせないそう。「毛が細く毛玉になりやすいので、ブラッシングは毎日行っています。体が大きいのでブラッシングは大変ですが、毎日集中してできるので、ある意味飼い主の趣味になってます」とプンちゃんとの暮らしを楽しんでいるようです。
もこもことした見た目はとってもかわいいですが、当の本人はその被毛のため「暑がり」なのだそう。飼い主さんは「プンちゃんがいつでも快適に過ごせるよう、スマートリモコンを導入し、外出先からスマートフォンでいつでも室内温度を確認・調整できるようにしています」と気を配っているといいます。
飼い主さんの投稿には、お花畑の中に佇むプンちゃんを「盛り塩」と表すなど、ユニークな表現が多くあります。「プンのどっちりしたフォルムがお気に入りなので、最近だと潮風を食べていた時の写真が胸熱です」とお気に入りの一枚を教えてくれました。
プンちゃんの日常は、インスタグラム(bichonpun)でも見ることができますよ。
取材協力:プン|ビションフリーゼ(@bichonpun)さん
(Hint-Pot編集部)