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メーガン妃と王室は結婚当時から違和感 「不親切で嫉妬深い」人物がいたと非公式伝記
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1992年に出版したダイアナ元妃の自叙伝「Diana:Her True Story」(日本語版タイトル「ダイアナの真実」)で著名な王室作家、アンドリュー・モートン氏。2018年にはメーガン妃の非公式伝記「Meghan:A Hollywood Princess」も手がけている。その加筆改訂版が現地時間14日に発売される英国では、加筆部分の内容を先取りした紹介記事が話題だ。英大衆紙によると、メーガン妃が王室で孤立する“種”はかなり初期からまかれていたことを示唆する記述があるという。
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「この2人との対応は難しくなりそうだという空気が王室内に広がった」
メーガン妃と王室の関係はいつどのようにしてこじれたのか? 14日に発売されるメーガン妃の非公式伝記「Meghan:A Hollywood Princess」(加筆改訂版)では、かなり初期からぎこちない状況だったとされているようだ。
英大衆紙「デイリー・ミラー」が掲載した記事によると、加筆部分には「メーガン(妃)が王室に波風を立てたことは明らかであり、この2人との対応は難しくなりそうだという空気が王室内に広がった」と記されている箇所があるという。
確かに、人気はあったがスキャンダルも多かった王子が米国人を妻として迎えた状況は、エドワード8世(ウィンザー公爵)とウォリス・シンプソン夫人の前例もあって“嫌な予感”がした王室メンバーがいたことは想像できる。
しかし同時に、メーガン妃にとっても、エリザベス女王とフィリップ殿下以外の王室メンバーに当初から「不親切で嫉妬深い」と感じる人物がいたという。
ボタンのかけ違いのような違和感が、メーガン妃ととある王室メンバーの間で初めから発生していたようだ。そうして妃が“王室引退”を表明すると、「個人的なレベルで、数人のウィンザー家(王族)の人間とその廷臣たちから“静かな歓迎”を受けた」ともモートン氏は記述している。
また妃は、2018年5月の結婚から2020年3月までの王室生活について「構造的な遅延と同じことの反復で、想像を絶した」と、その辟易とした思いを隠さないという。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)