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「鬼滅の刃」パロディポスターに大反響 炭治郎から無惨まで メジャーリーガーが変身
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日本人アスリートの活躍で注目が高まるスポーツ界。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」では、SNSで反響を集めた話題からこの機会に知ってほしい選手やちょっとほっこりするネタなどをお届けします。今回はメジャーリーグ(MLB)のポストシーズン開幕前に米メディアが公開した“鬼滅の刃風ポスター”について。大谷翔平選手(ロサンゼルス・エンゼルス)の大活躍が話題になったレギュラーシーズンが終わり、日本の大ヒットアニメがポストシーズンの盛り上げに一役買っているようです。
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MLBポストシーズン開幕前に米メディアが作成 皮肉の効いた構図も話題?
5日(日本時間6日)に開幕し、早くも熱戦が繰り広げられているMLBポストシーズン。日本人所属球団では、ボストン・レッドソックスが地区シリーズに進出しています。澤村拓一投手は残念ながら出場登録選手から外れているものの、勝ち進めばメンバー入りする可能性は残されているだけに、レッドソックスの躍進に期待したいところです。
このポストシーズンを盛り上げるため、米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」が作成したのが“鬼滅の刃風ポスター”です。「新しいチャプターが今夜始まる……」という煽り文句とともに、日本の人気アニメ「鬼滅の刃」をモチーフにしたポスターを公式ツイッター(@BleacherReport)で公開しました。
ポストシーズンに出場する選手たちが“鬼滅風”に描かれたイラスト。主人公の竈門炭治郎をはじめ、我妻善逸、嘴平伊之助らの衣装やかぶりものを模しているようで、刀をバットに持ち替えています。さらに、その下には鬼殺隊の実力者「柱」を真似たと見られる選手たちも。こちらは後ろ姿で背番号も入っています。
さらに興味深いのは、「鬼滅の刃」の“ラスボス”である鬼舞辻無惨のポジション。描かれているのは、ヒューストン・アストロズのキャップをかぶった選手です。メジャーリーグファンが見れば、誰がモデルになっているかはすぐに分かるでしょう。
アストロズは2017年にワールドシリーズを制覇しましたが、2019年になって、当時からサイン盗み(相手チームが交わすサインを読み取り、味方の打者などに伝達する行為)をチームぐるみで行っていたことが発覚。MLBから処分され、球団が監督やゼネラルマネージャーを解雇するという大騒動に発展しました。今でも、敵地の試合では選手がブーイングを浴びることもあります。そのアストロズを“敵役”のように描くという、やや皮肉の効いた構図とも言えるでしょう。
海外でも鬼滅人気が高まっていることをうかがわせるポスターに米ファンも続々と反応。コメント欄には「『デーモン・スレイヤー』だ」「これはヤバイ」「クール」「悪役がヒューストン(笑) 完璧だ」とのコメントが。また、「これは大谷の影響ですか?」という声も上がっていました。
(注:鬼舞辻の「辻」は「一点しんにょう」が正式表記)
(Hint-Pot編集部)