どうぶつ
2歳児に名前連呼されて「えっ?」 元保護ねこが目を見開いて固まる姿に2万人爆笑
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無邪気な子どもとペットの“交流”には、癒やしがあふれているものですよね。不思議なやりとりに、思わずクスッとしてしまうこともあります。ある日、2歳児に名前を連呼された元保護ねこ。思わず目を丸くしてしまった様子がツイッターで話題になっています。それもそのはず、子どもが口にした名前は微妙に違ったようで……。飼い主さんに話を伺いました。
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子どもに優しいティチャラくん 息子さんは「兄弟か友達」
お腹を大胆に出した姿勢で座ったまま、目を見開く黒ねこ。驚いて固まってしまったようにしか見えません。一体何があったのでしょうか。
この黒ねこは「ティチャラ」くん。ブラックパンサーの主人公「ティ・チャラ」が由来だそう。2018年4月の深夜に飼い主さんが保護しました。
ティチャラくんはその時、へその緒が付いたまま道端に横たわっていたそう。母ねこに置いていかれてしまったようで、拾い上げると冷蔵庫に入っていたかのように冷たくなっていました。すでに命を落としているようにも見えましたが、足が少しだけ動いていたため連れて帰ることに。それでも、飼い主さんは「あと数分で死ぬかも」と感じていたそうです。
しかし、命を救われたティチャラくんはその後、無事に成長して現在は3歳に。そんなティチャラくんを今回驚かせたのは、2歳の息子さんです。遊んでいる最中、くつろいでいた愛猫に向かって「ティチャヤ!」と呼びかけたのだとか。
飼い主さんいわく、「お互い兄弟か友達辺りだと思っている」という“2人”。「ティチャヤー!」「ティチャヤー!」と呼ばれた愛猫は、目を丸くして息子さんを凝視したそう。その後、呼び方は「ティチャン!」に変化し、最後は「いつもの呼び方」である「ティチャア!」に戻りました。
結局どれも正解ではなかったからか、それともいつもと微妙に違ったからか、ティチャラくんは「ずっと固まっていた」そう。実は、毛づくろい中に何か気になることがあると、そのポーズのままで止まってしまうとのことで、その結果何とも言えない姿の“連続写真”が誕生しました。
4枚の写真がツイッターで公開されると、約2万件の“いいね”が集まるなど話題に。「どんな気持ちのポーズ(笑)」「漫画のような静止」「あらセクシー」などと爆笑する人が続出しました。
さらに「お! 言えるか? 言えるか? 惜しいっ! まだ無理かー」「えっ? えっ?? えぇ~~っ!?!?」「ぼ、僕の名前を呼んでくれたニョ?」と“アテレコ”に挑戦する人も。反響の大きさについて、飼い主さんは「黒ねこのポーズが気に入ってもらえたようで良かったです」と話してくれました。
病院ではすごく緊張するタイプであるものの、家では穏やかで甘えん坊だというティチャラくん。おうちにはまだ乳児の娘さんもいますが、ティチャラくんは子どもに優しく、めったなことでは手を出さないのだとか。
仲良しの息子さんや娘さんがすくすくと成長し、ちゃんと名前を呼んでくれる日が待ち遠しいですね。
取材協力:仔猫を拾ったので(@yukifuri0biyori)さん
(Hint-Pot編集部)