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ヘンリー王子夫妻は方針転換が必要? 金満ぶりが指摘される“悪いPR”に専門家苦言
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3月の暴露インタビュー以降、英国での“人気凋落”ぶりが激しいヘンリー王子とメーガン妃。妃が6月に出版した児童書や8月の誕生日メッセージへの反応は今一つで、王子と夫婦揃ってのニューヨーク訪問も評判がよろしくない。そんな王子夫妻にずばり「PRが悪い」と正面から指摘する王室コメンテーターが現れ、話題になっている。
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「自分たちのブランドをどこに向かわせるのか、真剣に検討する必要がある」
ヘンリー王子夫妻に「ブランディングを真剣に考え直す必要がある」と指摘したのは、王室コメンテーターのニール・ショーン氏。英大衆紙「デイリー・スター」は、同氏が自身のYouTubeチャンネルで語った見解を紹介している。
同氏はまず、「『ザ・ベンチ』(メーガン妃が出版した児童書)に誕生日のビデオメッセージ、ニューヨーク訪問と続いた悪いPRをここで断ち切らなければなりません」と現状を指摘。「メーガン(妃)とハリー(ヘンリー王子の愛称)は自分たちのブランドをどこに向かわせるのか、真剣に検討する必要があります」と続けた。
例えば誕生日メッセージで妃は、高級ブランケットなどが無造作に置かれた豪邸から失職した女性たちの支援活動を提唱。先月のニューヨーク滞在中も、貧困層が多いとされるハーレム地区の小学校訪問で高価な装いを披露するなど、その金満ぶりが批判の的になった。
もちろん、その際のチャリティライブ出演で拍手喝采を浴びた2人を支持する意見もある。しかしショーン氏は最近の王子夫妻に向けられるバッシングを「どんな有名人でも無視できないもの」だと指摘し、2人に明らかな逆風が吹いているとの見解を示した。
また人気回復のためには、ジャーナリストに関する戦略の変更を提案。より幅広いメディアに共感してもらうために「好ましいジャーナリスト」を選ぶ方が良いだろうと主張した。
確かに、最近の英メディアで妃を擁護するのはオミッド・スコビー氏くらい。ただ、これでは多勢に無勢だ。ショーン氏が主張する通り、戦略を変更する必要はあるのかもしれない。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)