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メーガン妃は「道を誤った」 キャサリン妃は「スマート」 最近の装いで見えた違い
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9月末、米ニューヨークで開催されたチャリティライブに出演し、大歓声を浴びたヘンリー王子夫妻。しかしプライベートジェットの利用をはじめとした、相変わらずの“金満ぶり”も話題に。特にメーガン妃がラグジュアリーなスタイルで貧困層が多く住むとされるハーレム地区の小学校を訪問したことには批判の声が寄せられた。一方、ウイリアム王子の妻キャサリン妃は先日の公務でリーズナブルな価格のドレスを着回し。2人の妃のファッションに表れた明確なポリシーの違いについて、オーストラリアの王室専門家がすかさず反応した。
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豪王室ジャーナリストのコラムが話題に
メーガン妃は先日のニューヨーク訪問中、連日の豪華ファッションで注目を集めた。2日目には貧困層が多いとされるハーレム地区の小学校を訪問。その際に着用したコートとパンツの総額は日本円にして約83万円と報じられている。
物議を醸したメーガン妃の訪問から間もなく、キャサリン妃は対照的なファッションを披露した。現地時間5日、「ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン」を訪問。妃はかねてより英国の幼児教育の発展に力を入れており、子どもたちの発達を調査研究している同大学の研究員と面会した。妃は「ザラ」のグレンチェック柄ドレスを着回し。英紙によると、価格は89.99ポンド(約1万4000円)で、最終的には15.99ポンド(約2500円)まで値下げされたそうだ。
王室ジャーナリストであるダニエラ・エルザー氏は、2人のファッションについて豪ニュースサイト「news.com.au」にコラムを寄稿。「ケイト・ミドルトン(キャサリン妃)が着用した29ドルのザラのドレスはメーガン(妃)・マークルの失態を明らかにした」との見出しで、メーガン妃は「道を誤った」のに対し、キャサリン妃は「スマートな戦略を見せた」と指摘した。
確かに2人が披露したコーディネートの良し悪しは、写真を見ても明らかだ。ヘンリー王子夫妻のニューヨーク訪問中は、天気が良く夏を思わせる気候だったとされる。そんな中でのあのコート姿は少々暑苦しく見える上に、着膨れした印象だった。
キャサリン妃は、まさに近代的なプリンセスを体現したような出で立ちだった。颯爽としたその姿は訪問先の学生も思わず真似したくなったかもしれない。真のロイヤルであれば2000円台中盤までディスカウントされたドレスを着ても、やはり高貴に見えるということなのだろう。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)