いつも新しい発見がある有楽町店

　東京都内にあるアンテナショップの中で1位の人気を誇る「北海道どさんこプラザ 有楽町店」では、「いつ来ても新しい発見があるように」とさまざまな工夫がされています。

　レジ近くにある「ルーキーズステージ」の棚には、北海道以外で販売を始めてから1年以内の新商品をセレクト。だしやポン酢、レトルトのスープカレーなどジャンルごとに100点ほどが並んでいます。

　商品は3か月ごとに見直され、同期間に売り上げ上位だった半数は、販売期間を3か月間継続。販売された半年間で上位10位に入った商品は「ルーキーズグランプリ」として定番品になるという仕組みです。佐々木さんは「道民も知らない新商品を見つけて」とPRしています。

　週替わりの催事は、銘菓から初出店のスイーツ、ベーコンやウインナーなどの肉製品まで百貨店顔負けの充実度。千葉県から訪れた50代の主婦は「何度でも足を運びたくなる」と魅力を話してくれました。

　最高で1日1800本を売り上げたことがある「ソフトクリーム」はミルクと、夕張メロン、ミックスの3種を展開（各400円）。しっとりした味わいで、牛乳本来の旨みが楽しめるとリピーターが後を絶ちません。

　コロナ禍で「北海道へ旅行に行きたいけれど今は行けないからと、来店してくれる方が増えた」と佐々木さん。感染拡大が落ち着けば年末には「大歳の市」、年始は「新春福袋」などの企画を展開していく予定です。

（Hint-Pot編集部・西村 綾乃）