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ヘンリー王子夫妻の「偽善はまさにお笑い草」 財団声明めぐり豪州からも痛烈非難

著者:森 昌利

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ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】
ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】

 ヘンリー王子とメーガン妃は先日、設立した財団「アーチウェル」を通じ、2030年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする「ネットゼロ」に賛同する宣言を発表した。とはいえ、9月末の米ニューヨーク訪問時にはプライベートジェットの使用が報じられたように、言動の矛盾点は多い。反メーガン妃として知られるオーストラリアの論客は、王子が8月に取った行動についても厳しく糾弾。その強烈な表現が話題になっている。

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王子は8月にもプライベートジェットを使ったと糾弾

 今回、ヘンリー王子夫妻に厳しい声を浴びせたのはラグビーの元オーストラリア代表監督アラン・ジョーンズ氏。現在は「スカイニュース・オーストラリア」で司会者を務めており、反メーガン妃発言の数々でも知られる人物だ。

 英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、同氏は「このならず者たちの戯言には耳栓が必要」と強烈な表現を使い、王子夫妻が環境保全を呼びかけたことに不快感を示したという。

 その怒りの矛先は王子夫妻のプライベートジェット使用問題。一般フライトとの比較で1人当たりの二酸化炭素排出が膨大となるプライベートジェットを利用しておきながら“エコ戦士”を気取るダブルスタンダードは許せないというわけだ。

 そこで同氏は「これは2か月前にポロの試合に出場するためにプライベートジェットを使ったヘンリー王子と同じ人物のメッセージなのか?」と発言。8月19日に米コロラド州で行われたポロのチャリティマッチに出場した際も、移動はプライベートジェットだったと報じられた。さらに同氏は、2019年に伊シチリア島で行われた米グーグル主催の環境問題サミットにも二酸化炭素を大量に吐き出す大型ヨットで参加したことを指摘した。

 王子夫妻はアーチウェルを通じた宣言の中で「個人が日常生活のチョイスを変えることで温室効果ガスの削減が可能になる」とメッセージを出している。しかし、ジョーンズ氏は「この2人の偽善はまさにお笑い草。しかしここまで来ると悲しみさえ感じる」とも述べ、王子夫妻には環境問題に取り組む資格がないと主張した。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)