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キャサリン妃 エレガントコーデで際立つ美しきシルエット 専門家の解説が話題
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公務でその装いを披露する度、大きな注目を集めるキャサリン妃。色遣いはさることながら、シルエットの美しさも見事と言えるだろう。そのシルエットを作るため、妃はある部分に細かくこだわり、時には仕立て直すこともあるという。ファッションの専門家が英紙で解説し、話題になっている。
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わずか数センチのボタン位置調整も 専門家がテクニックを指摘
キャサリン妃が披露する装いで、そのシルエットの美しさに目を引かれたというファンは多いだろう。身長175センチといわれる妃は、特にドレスでプロポーションの良さが際立っている。その秘密は、美しく見せるための細かいこだわりがあるという。ファッションスタイリストのハンナ・アイヒラー氏が、英大衆紙「デイリー・メール」でそのテクニックを解説した。
アイヒラー氏は、妃が先日の第26回気候変動枠組条約締約国会議(COP26)開会式で着用していたブルードレスに言及。英ブランド「エポニーヌ」のカスタムメイドで、ウエストの前部分に付けられた2つの黒ボタンが絶妙なアクセントになっている一着だ。
このドレスで注目すべきはボタンの位置だという。同氏は従来の場所から「1インチ(約2.5センチ)内側に移動させた」と仕立て直した部分を指摘。このわずかな変化によってドレスがトレンディに見えるだけなく、「目の錯覚」で妃の体形の良さが引き立つようになったと分析している。
ウエストマークと呼ばれるこうしたテクニックは近頃のトレンド。さり気なく取り入れている妃を、同氏は「エレガントスタイルのエキスパート」と称賛した。
妃が同様のテクニックを見せたのはこれだけではない。同氏は今年5月に行われたスコットランドツアーでのペールブルードレスと先月の「依存症(ケア支援)啓発キャンペーン」チャリティイベントで披露した赤のセットアップ風コーディネートにも注目。どちらも妃はベルトやウエストバンドでウエストマークを取り入れており、同氏はこのひと手間によってウエストが細く見える効果をもたらしたと語っている。
また同氏によると、妃はアイテムを仕立て直すためにドレスメーカーの電話番号を登録しているという。前述した赤のセットアップ風コーデでも、プリーツロングスカートのウエストベルトがちょうどウエスト部分にあたるよう仕立て直したそうだ。
エレガントな装いと華麗な佇まいで見る者を魅了するキャサリン妃。その裏には常に計算された確かなテクニックがあるようだ。
(Hint-Pot編集部)