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どうぶつ

育児放棄された元保護ねこ 体重が2倍に増えた今もパジャマの袖の中がお気に入り

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

幸せな保護ねこが増えることを願って…

パジャマのポケットの中や袖口に入るのが好きなのだそう【写真提供:もずく&こんぶ(保護猫・姉弟)(@mozukon_xiaomao)さん】
パジャマのポケットの中や袖口に入るのが好きなのだそう【写真提供:もずく&こんぶ(保護猫・姉弟)(@mozukon_xiaomao)さん】

 離乳前の子ねこたちをお迎えした飼い主さんは、元々保護ねこに興味を持っていたそう。

「インターネットの記事で離乳前から育てられている保護ねこを見て、私たち家族も赤ちゃんねこを迎えたいと思っていました」

 もずくくんとこんぶちゃんは、野良ねこだった母ねこに産み落とされたまま置き去りになっていたところを発見され、9月末に保護。当初は2匹とも体力がなく、低体温に陥っていたもずくくんは鳴くことすらできず危険な状態だったそう。しかし保護主さんの献身的なケアがあり、少しずつ回復していったようです。

 その後、体調が落ち着いた2匹の里親が募集されることとなり、それを見た飼い主さんが引き取りを名乗り出ました。元々は1匹だけ迎える予定でしたが、「お母さんねことももう会えないのに、姉弟を離れ離れにしたくない!」と次女が懇願。家族で話し合いの末、2匹とも迎えることになりました。

 2匹のかわいらしいお名前は、先住しているウサギの「もなか」ちゃんが食べ物の名前だったことから関連付けたそう。保護主さんから事前にもらった2匹の写真を見て、食べ物の名前の中から決めようと考えていたといいます。

「長女が『もずく』。次女が『こんぶ』。三女が『らむね』を推していたのですが、子ねこたちと会ったら、3人とももずくとこんぶで良いと納得し、すんなり決まりました」

 やってきた当初は250グラムほどだった体重は、今では600グラムを超えるまでに成長。飼い主さんは「我が家の体験が公になることで、保護ねこちゃんを迎えたいご家族が増え、保護ねこの幸せにつながったらうれしいです」と願っています。

○取材協力:もずく&こんぶ(保護猫・姉弟)(@mozukon_xiaomao)さん

(Hint-Pot編集部)