子どものいる家庭では、車があると便利ですよね。小回りが利き、室内空間も広くなっている軽自動車を所有している人も多いのではないでしょうか。では、実際に子育て世帯から最も選ばれている軽自動車の車名とは？　「利用率」「総合満足度」「推奨度」「興味・関心度」という4つの項目で確認してみましょう。

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実際に所有した車種は55.5％が「軽自動車」と回答

株式会社こどもりびんぐは、リサーチ事業「シルミル研究所」で全国のママ・パパを対象にした「こどもリサーチ」を実施しており、2021年10月に「軽自動車」について利用経験や感想を聞くアンケートを行いました。対象は全国の「子どもがいる人」452人です。

この中で、自家用車の所有経験があると回答したのは380人。実際に所有した車種については、55.5％が「軽自動車」と答えています。

その理由としては「出産を機に自動スライドドアの車が欲しくて買い換え。3人家族なので軽自動車で十分」（30代・埼玉県）、「軽の方が色使いが豊富で選ぶのが楽しかった」（40代・兵庫県）、「パパは普通車を希望したが、ママの街乗り、パパのレジャー乗りでも使えそうなアウトドア仕様の軽を選びました」 （40代・東京都）といった声が。利用目的（複数回答）では「買い物」が82.9％、「子どもの送迎」が59.2％、「レジャー」が47.4％と上位を占めており、やはり便利さを求める人が多いようです。

では、実際に全国のママ・パパから人気のある軽自動車を見てみましょう。　「利用率」「総合満足度」「推奨度」「興味・関心度」の4部門でそれぞれ1位に輝いた車名は以下の通りです。

◯利用率　　スズキ／ワゴンR
◯総合満足度　スズキ／スペーシア
◯推奨度　ホンダ／N-BOX
◯興味・関心度　ダイハツ／タント
（※興味・関心度＝商品名を知っている人と実際に購入を検討した人の割合を「こどもリサーチ」が独自に算出したもの）

スズキの軽自動車が2部門で1位に。4部門はそれぞれトップ3まで発表されていますが、いずれもスズキ、ホンダ、ダイハツの車が占めています。

実際に購入した人に最も重視したポイントを聞いてみると、30.5％が「グレード・価格」と回答。「車内の広さ」（17.4％）、「燃費の良さ」（11.3％）、「外観デザイン・カラー」（10.8％）、「乗り降りのしやすさ」（4.7％）と続きました。他には、「スライドドア」や「安全性能」にこだわったという声も。経済面に加えて、便利さ、家族の安全など、やはり選ぶポイントは人それぞれと言えそうです。

（Hint-Pot編集部）