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難易度高すぎ! 青森県発のリンゴを使ったゲームに騒然 「県民でも即パニック」
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「青森リンゴを広く知っていただけたことがうれしい」
青森県観光企画課の三上咲希子さんによると、今回の案が出たのは今年9月。観光企画課内のSNS担当チームでは毎年、本格的なリンゴの出回りに合わせてPRに関する投稿企画を考えているそう。そんな時、目に留まったのが、ツイッター上で話題になりそうなイベントなどを3か月ごとにまとめた「モーメントカレンダー」内にあった「ゲームの日」でした。
その後、株式会社セガが無料公開している「ぷよぷよプログラミング」を参考に、ゲームを制作することに。数あるゲームの中から「ぷよぷよ」を選んだ理由について、三上さんは「幅広い年齢層の方に知られているので、多くの方に楽しんでいただけるかと思いました」と語ります。こうして「ゲームの日」の発表を目指し、プログラマーの協力を得てゲームを制作しました。
特にこだわった点は、「同じ色のリンゴのみを使いゲームとしての難易度を高めたところ」と三上さん。実際に観光企画課内でも職員がゲームに挑戦しているそうですが、ハイスコア達成者はなかなか現れないのだとか。
ゲームの公開直後からたくさんの反響が。三上さんによると、「『やさしい』のレベルでプレーしても難しい」との声も寄せられているそうです。
今回の大きな反響を受けて、三上さんは「青森リンゴを種類も含めて広く知っていただけたことがうれしいです。実際のゲームを楽しんでいただけたのも良かったです」と喜びを明かしてくれました。
青森県観光企画課は今年2月にも「私はロボットではありません」の文言でおなじみのCAPTCHA認証(インターネットの画像認証)画面を“リンゴ版”で作成したところ、こちらも大きな話題に。今後の特産品PRについては、「リンゴを含め青森県のさまざまな特産品を発信していきたい」と話します。
何とも捻りの効いた投稿で話題を呼んだ青森県観光企画課のSNS。今後もどのような面白いアイデアを見せてくれるのか楽しみがつきませんね。
(Hint-Pot編集部)