どうぶつ
大病乗り越えた28歳のねこ 自力で今できることとは 「命の尊さ考えた」と感動広がる
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1年前には長寿ねことして表彰も 「みんなに希望を与える存在に」
とまとくんが必死に生きている姿は、飼い主さん自身の励みにもなっているそう。小さな身体で頑張る様子を多くの人に見てもらえればと、「28年目でまだ出来ること」というコメントとともに最近、ツイッターに1枚の写真を投稿しました。
そこには「歩くこと(後ろ足が開いたり麻痺して倒れる事がある)。食べること(カリカリは口の中炎症でほぼ無理だけど缶詰バックバク食べてくれる)。椅子の昇り降り(ミニ猫タワーの高さを登って)。排泄ができること(トイレにはもう入れないけどする事が大事)。偶に遊ぼうとすること」など、とまとくんが1人でできることについて説明が添えられています。
リプライ(返信)には「生きていてくれるだけで宝物」「命の尊さを改めて考えさせてもらいました」「えらいね! まだまだいろいろ出来て!」「もっとずっと長生きなさいますように」など感動と励ましの声が寄せられました。
思わぬ反響に飼い主さんは「とまとの存在が他のねこちゃんたちに希望を与える存在になってくれればうれしいです」と思いを込めています。
「1年前には、札幌市にある動物病院が長寿犬猫の表彰を行っているのですが、とまとが選出されました。オスねこで長生きはめずらしいと、たくさんの方が驚いていたようです」
とまとくんは現在、少し体調を崩してしまったため通院生活に。医師からは「長期戦になるかも」との言葉があったそうですが、それでも治療を頑張って回復に努めています。
多くのねこの飼い主さんにとって“希望の星”にもなっている、とまとくん。これからも仲良く飼い主さんたちと暮らせるよう、1日も早く元気な姿を取り戻すことを心から願いたいですね。
(Hint-Pot編集部)