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ヤクルト日本一祝うSNS投稿につば九郎の“ご先祖様”が? 「見れば見るほどそっくり」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

東京ヤクルトスワローズのマスコット・つば九郎【写真:Getty Images】
東京ヤクルトスワローズのマスコット・つば九郎【写真:Getty Images】

 シーズン終盤を迎えたサッカーやプロゴルフ以外にも、来年2月の北京五輪などで注目が高まるスポーツ界。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」では、SNSで反響を集めた話題からこの機会に知ってほしい選手やちょっとほっこりするネタなどをお届けします。今回は、プロ野球で20年ぶりの日本一に輝いた東京ヤクルトスワローズについて。優勝を祝福する美術館のツイッター投稿に注目が集まっています。

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絵師・歌川芳藤が1867年に描いた作品の一部

 セ・リーグの東京ヤクルトスワローズ(以下、ヤクルト)とパ・リーグのオリックス・バッファローズによって争われた今年の「SMBC日本シリーズ2021」(以下、日本シリーズ)。初戦から熱い試合が繰り広げられ、4勝2敗でヤクルトの優勝が決まった27日の第6戦は延長12回、試合時間5時間を超す激闘になりました。手に汗握る展開にテレビの前から離れられなかったという人も多いでしょう。

 SNS上などでヤクルトの日本一を称える声が沸き起こる中、東京・原宿にある浮世絵専門美術館「太田記念美術館 Ota Memorial Museum of Art」(渋谷区)のツイッター投稿が話題になっています。

 同館公式ツイッターは同日夜にある画像を投稿しました。「東京ヤクルトスワローズ、20年ぶりの日本一おめでとうございます。便乗して、浮世絵に描かれた #つば九郎 のご先祖様を紹介します」とメッセージが添えられた画像には、ツバメとカワセミという2人の“鳥人”の姿が。

 これは、歌川芳藤が1867(慶応3)年に描いた浮世絵「廓通色々青楼全盛」(あそびはとりどり かごのにぎわひ)という作品の一部。作品全体には、吉原遊廓の建物内で鳥人たちがケンカを始め、どんちゃん騒ぎになった様子が描かれています。

 同館は以前からこの作品に登場するツバメの鳥人に注目。ヤクルトのマスコットキャラクター「つば九郎」を思い起こさせるとして、今年5月にも「つば九郎のご先祖様でしょうか」とツイッターで紹介していました。

 この画像が公開されると、わずか12時間ほどで7000件以上の“いいね”を集める反響を呼びました。また、リプライ欄には「もう見れば見るほどつば九郎にそっくりで……」「めちゃ強そうなつば九郎」「スワローズファンでなくても、見てみたい」「元祖つば九郎」など、さまざまな反応が寄せられています。

 ヤクルトの“日本一”でスポットライトが当たったツバメの鳥人。同館によると、残念ながら現在は今回話題になった作品の展示を行っていないそうですが、それでも今後ますます注目が高まりそうですね。

(Hint-Pot編集部)