段ボール箱に入れられ捨てられていたという衝撃の過去を持つ子ねこ。無事に保護され、元気いっぱいに飛びはねている動画がツイッター上で話題です。2.1万件以上の“いいね”を集めた投稿や子ねことの出会い、名前に込めた思いなどについて、飼い主のめるちょとまおまお（@meltube_cat）さんに話を伺いました。

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二度と悲しい思いをさせたくない　名前に込めた思い

　歩く飼い主さんを見つけ、ソファの下から飛び出してきたのは「マオ」くん。現在は飼い主さんの元で先住ねこの「メル」くんと共同生活を送っていますが、元々は捨てねこでした。

　出会いは雨の日。まだ目が見えない生後間もない頃に段ボールに入れられ、人通りが少ない物陰に捨てられていました。「第一発見者の方が飼うことが難しかったため、我が家でお迎えすることになりました」と振り返ります。

　飼い主さんは「もう二度と悲しい思いをさせたくない」という思いを込め、ハワイ語で「雨がやむ、悲しみが和らぐ」という意味を持つ「マオ」と命名。やってきた当時は手のひらの上に乗るほど小さかったマオくんですが、よく食べて眠り、すくすくと成長。飼い主さんと遊ぶことが大好きなやんちゃな子に育ちました。

　話題になった動画は、マオくんが飼い主さんを見つけると駆け寄ってくる姿をとらえたもの。小さな体ではね回る姿を多くの人に見てもらえればと動画を投稿しました。

　リプライ（返信）では「きゃぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁわわ」「鳴き声も天使級にかわいすぎて悶絶しました」など興奮する人が続出。人間はもちろんですが、「鳴き声にうちのねこが反応して、探しまくってます」と、動画から流れる不安げな声を耳にしたねこも“翻弄”したことが報告されていました。

「いつも遊んだ後にごはんをあげているので、『もういいからごはんちょうだい！』みたいな感じで鳴いていました」と、飼い主さんは撮影後のマオくんの様子を教えてくれました。たくさんの反応に「これからもマオ、メルともに成長を見守っていただければ幸いです」と思いを込めています。

　マオくんの日常はYouTubeチャンネル「めるにゃんちゅーぶ《mel nyan tube》」でも見ることができますよ！

（Hint-Pot編集部）