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エリザベス女王 家族を招くクリスマス「楽しみにしている」と情報筋 簡単な公務も再開
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10月下旬に予備検査で一晩入院と休養に入ったことが報じられ、11月14日には重要公務の戦没者慰霊式を腰の不調で欠席したエリザベス女王。健康不安に関する報道もある中、先日は軽い公務に臨む姿が公開された。また情報筋は、女王が12月にサンドリンガム領ですごす家族とのクリスマスについて「非常に楽しみにしている」と明かしている。
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「最近の女王はずっと気分が良い」と情報筋
2022年に在位70周年を迎えるエリザベス女王だが、10月下旬以降は健康不安に関する報道が増えている。腰の不調による重要公務の欠席もこれに拍車をかけているが、最近の報道では順調に回復を続けているようだ。
英メディア各紙の報道によると、女王は11月25日にビデオ通話による公務を実施。ナイジェリアの高等弁務官サラファ・トゥンジ・イゾラ氏とマレーシア大使のザクリ・ジャーファー氏らの信任状捧呈式を行った。また、その前日にはイングランド銀行(中央銀行)総裁のアンドリュー・ベイリー氏と、17日にはニコラス・カーター将軍とそれぞれ直接対面している。
そこで英大衆紙「デイリー・ミラー」は、女王のクリスマスについて言及。今年も英ノーフォーク州サンドリンガムの領地で過ごすことが予定されており、ウィンザー城からの移動は12月17日かその前後とみられていると報じた。
情報筋は同紙に対し「最近の女王はずっと気分が良く、クリスマスに会うのを楽しみにしているとみんな(ロイヤルファミリー)に伝えています」と近況を明かした。
11月には準備のためサンドリンガムへ? 招待されている王室メンバーは
そこで気になるのが、招待を受けている王室メンバーたちだ。同紙が挙げた名前を見ると、当然ながらおなじみのメンバーがずらり。まず、出席が確認されているのはチャールズ皇太子とカミラ夫人夫妻、ウイリアム王子夫妻一家、エドワード王子夫妻一家。また、アン王女夫妻と王女の長男ピーター・フィリップス氏、長女ザラ・ティンダルさんの参加も濃厚とみられているという。
さらに、女王の次男でアンドリュー王子も招待されている可能性が高いとされている。さらに、王子の長女ベアトリス王女と夫のエドアルド・マペッリ・モッツィ氏、誕生したばかりの娘シエナちゃん、そして王子の次女ユージェニー王女と夫ジャック・ブルックスバンク氏、息子オーガストくんまで広く招待されているという。
昨年のクリスマスは、存命だった夫フィリップ殿下と2人きりで過ごした女王。情報筋は「多くの他の家族と同じく女王にとっても、今年は新型コロナウイルス流行のために長く会えなかった家族と再会するチャンスです」と語っている。
11月初旬には、休養中にもかかわらずサンドリンガム領への“小旅行”も報じられていた。この時からすでに、ホストとして家族の招待を決意した女王が準備を直接取り仕切るために移動したと考えられていた。
(Hint-Pot編集部)