来年2月に北京で行われる冬季五輪などで注目が高まるスポーツ界。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」では、SNSで反響を集めた話題からこの機会に知ってほしい選手やちょっとほっこりするネタなどをお届けします。今回は、フィギュアスケーターの羽生結弦選手（ANA）について。欠場した大会の会場で、羽生選手にエールを送る横断幕がたくさん掲げられています。

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右足の怪我で欠場したGPシリーズのロシア杯で

　羽生選手は今月4日、右足関節靱帯損傷のため、グランプリ（GP）シリーズ第4戦NHK杯の欠場を発表。3連覇がかかる北京冬季五輪のシーズン初戦とあって、大きな衝撃が走りました。

　全国にある足の神様を祀る神社には多くの絵馬が奉納され、SNSには応援のファンアートが数多く投稿されるなど、日本中が羽生選手の早期復活を願っています。どうやらそれは世界でも同じようです。

　羽生選手はエントリーしていたGPシリーズ最終戦となる第6戦ロシア杯（ロステレコム杯、ソチ）も欠場。しかし、いないはずの会場には、羽生選手に向けられた横断幕がいくつも掲げられました。

　カナダ公共放送「CBC」の五輪専門ツイッターは、現地ファンが会場の様子を撮影した動画を紹介。そこには、羽生選手の写真や日の丸がデザインされ、ロシア語や英語でメッセージが書かれた横断幕が観客席に並んでいます。

「現実には怪我のため欠場していますが、ソチで行われているロステレコム杯2021の会場には羽生結弦選手を応援する横断幕がたくさん掲げられています」とコメントが添えられた投稿は大きな反響を呼びました。

「すべてはユヅちゃんのためだけに。私たちの最愛の、そして唯一無二の存在です」「フィギュア男子では、彼の不在が目立っています。彼の美しいテクニックと芸術性の組み合わせは、本当に他の追随を許しません」「私は永遠にユヅルを応援します。ユヅルは最高」など、たくさんのリプライ（返信）が寄せられています。

　12月の全日本選手権（さいたまスーパーアリーナ）へのエントリーが発表されている羽生選手。怪我の完治とリンクへの華々しい復活を世界中が待ち望んでいるようです。

（Hint-Pot編集部）