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魂の金メダル 羽生結弦が表彰台でふと見せた表情【フィギュアスケート名作写真館】

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

「フィギュアスケート名作写真館」平昌五輪表彰式で目を閉じた羽生結弦選手【写真:Getty Images】
「フィギュアスケート名作写真館」平昌五輪表彰式で目を閉じた羽生結弦選手【写真:Getty Images】

 フィギュアスケートで過去に起きた数々の名場面を編集部がピックアップし、写真で振り返る新企画「フィギュアスケート名作写真館」をスタート。今回はちょうど3年前、平昌オリンピックで優勝した羽生結弦選手(ANA)の1枚を紹介します。

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平昌オリンピック表彰式で見せた一瞬の表情

 目を閉じ、胸にかけた金メダルを掲げた羽生選手。これは平昌オリンピック表彰式で撮影された一コマです。ちょうど今日から3年前の2018年2月17日。24歳だった羽生選手は宇野昌磨選手、ハビエル・フェルナンデス選手、ネイサン・チェン選手ら多くの強豪選手がいる中、優勝しました。

 しかも、大会3か月前に右足首を負傷。出場すら危ぶまれながら、ぶっつけ本番でリンクに立つと、前日(16日)のショートプログラムに続き、フリーも大きなミスなく名プログラム「SEIMEI」を演じ切り、ソチオリンピックに続いての金メダルを獲得。男子シングルの五輪連覇は実に66年ぶりとなり、日本中が快挙に沸きました。

 その後に行われた表彰式。日本選手団の赤いコートを着用した羽生選手は表彰台の真ん中で金メダルを顔の前に出し、そっと目を閉じました。怪我、重圧、さまざまな苦労を乗り越え、掴んだ金メダル。すべてから解放され、一瞬、見せた表情に孤高の王者の胸中がうかがい知れる一枚です。

(Hint-Pot編集部)