どうぶつ
ねこが飛び出てくるテレビ!? 顔出す姿に約9万人ほっこり「3D映像かぁ!」
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ブラウン管の時代から、ねこはなぜかテレビの上がお好き。家族の視線が集まる先にいれば注目を浴びるため、ある意味では“特等席”なのかもしれませんね。薄型になった現在でも、ねこのテレビ好きは変わらないようです。テレビの上からにょきっと顔を出したねこの姿に約9万人がほっこり。愛猫がテレビの上から覗くようになった理由や安全対策などについて、ネコランド(@NEKOLAND13)さんに話を伺いました。
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ねこじゃらしの映像を流したのがきっかけ 安全対策はバッチリ
「テレビから『せつめいしよう!』みたいなノリで生えてこないでください」
ユーモアいっぱいのメッセージが添えられた1枚の写真。確かに、少年漫画などによく出てくる、どこからともなく現れてカメラ目線で何かを説明してくれるキャラクターのようにも見えます。写っているのは、ラガマフィンの「エマ」ちゃん。1歳8か月の女の子です。
エマちゃんは飼い主さんの妻が一目惚れしてお迎え。先住ねこのノルウェージャンフォレストキャットの「レイ」くんのため、もう1匹ねこをお迎えすることに決めた矢先のことでした。レイくんもエマちゃんも、名前は人気漫画「約束のネバーランド」(集英社刊)のキャラクター名が由来になっています。
のんびり屋さんで優しいお兄ちゃんのレイくんに対し、怖いもの知らずのおてんば娘なエマちゃん。半年前のある日、飼い主さんがテレビでねこじゃらしの映像を流してあげたところ、エマちゃんはこうしてテレビの上から映像を見つめるのが好きになってしまったのだとか。
「今では私がソファーに座るだけで、このように登ってスタンバイしてるんです(笑)」
エマちゃんは、テレビの裏側にある出っ張りや背板の上へ器用に両足を乗せて立っており、興味がないホラー映画などが流れている時は、そのままウトウトと眠そうにしていることも。この日はテレビをつけてから10分ほどで飽きて、どこかへ行ってしまったそうです。
もちろん、危険を回避する工夫も徹底しています。テレビは倒れないように背板などで、人が乗っても大丈夫なくらいしっかりと固定。上の棚に置いてある模型などは、耐震ジェルで落ちてこないようにしています。また、エマちゃんを無理に降ろそうとすると暴れてかえって危険なため、満足して自分から降りてくるのを待つそうです。
投稿は大反響となり、8.7万件もの“いいね”が。また、「私もこんなテレビ欲しいですよ~!! 特注でお願いできませんかね」「3D映像かぁ!」「テレビが薄くなっても、ねこはそこにいたがるんだなぁ……」など、多くのリプライ(返信)が寄せられています。飼い主さんは大きな反響を受け、「飼い主としては困りものではありますが、エマの“生えてくるシリーズ”が皆さんを笑顔にできてうれしいです(笑)」と喜んでいます。
(Hint-Pot編集部)