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日本唯一の定期運行寝台列車 乗車体験描くイラストに4万人感動 「絶対乗りたいです」
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どこかノスタルジックで旅情を誘う寝台列車。一度は乗ってみたいと憧れている人も多いのではないでしょうか。現在は見かけることがとても少なくなったこの列車に先日、イラストレーターのこた(@kota_draw)さんが初めて乗車。その思い出を描いた4枚のイラストが大きな反響を呼んでいます。描いた理由や寝台列車での一人旅の魅力を伺いました。
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ほぼ絶滅している寝台列車 魅力を描いたイラストにファンからの思い殺到
日本で定期運行されている唯一の寝台特急をご存じですか? それは東京~高松・出雲市間を結ぶ「サンライズ瀬戸・出雲」(運行担当は東京駅~熱海駅間がJR東日本、熱海~米原駅間がJR東海)です。かつては日本全国を網羅していた寝台列車ですが、新幹線や飛行機の普及、車両の老朽化などでほぼ絶滅状態に。現在、毎日運行されているのはこの列車のみとあって大きな人気を博しています。
人気の秘密は、個室中心の客室。女性でも安心して乗車できる設計に加え、さまざまなタイプが用意されており、旅のスタイルに合わせた客室を選ぶことができます。
また、利用しやすいダイヤも魅力の一つ(2021年12月時点)。下り列車の場合は午後9時50分に東京を出発し、翌朝6時27分に到着する岡山で列車を分割。そして終点の高松には午前7時27分、出雲には午前9時58分に到着します。
そんなサンライズ瀬戸・出雲で先日、岡山まで一人旅をしてきたというこたさん。その素晴らしさを4枚のイラストにまとめてツイッターに投稿しました。そこには車窓からの様子や個室の中の設備、また各部屋タイプの特徴などが、ほっこりとしたテイストで描かれています。
投稿は反響を呼び、4万件近い“いいね”が。また、「夜の車窓を眺めていたらいつの間にか眠ってて、朝6時頃に車掌のおはよう放送で目覚めた時は最高の瞬間です」「この絵を見ていたらまた乗りたくなりますねw」「今、日本で唯一残ってる寝台列車だそうで、死ぬまでには絶対乗りたいです」など、サンライズにかける熱い思いもリプライ(返信)にたくさん寄せられてます。