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漫画

素直になれない愛猫 “想像”をユーモラスに描いた漫画に大反響 「こういう時ある」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

漫画のワンシーン【画像提供:うさぎのみみちゃん(@usagitoseino)さん】
漫画のワンシーン【画像提供:うさぎのみみちゃん(@usagitoseino)さん】

 マイペースで自由奔放な猫。甘えモードに入っている時なら、その思いもダイレクトに伝わりますが、「放っておいて」の時だと何を考えているのかさっぱりですよね。実はかまってほしいのに素直になれていないだけなのかも……? そんな想像が膨らんでしまう漫画がツイッターで話題になっています。ネットで話題沸騰の漫画シリーズについて、作者のうさぎのみみちゃん(@usagitoseino)さんに話を伺いました。何と、登場する猫のモデルは実在しているそうです。

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「高貴な存在」のネコチャン 撫でてもらえると期待したところ…

「ネコチャンのニンゲン育成日記」というシリーズで、愛猫(ネコチャン)との日々を“猫目線”で描くうさぎのみみちゃんさん。人間が猫を飼っているのではなく“猫に飼われてしつけられている”というユニークな視点の作品は、SNSで発表される度に大きな反響を呼びます。

 今回話題になったテーマは「素直になれないネコチャンの話」です。テーブルの上からぼんやりと、飼い主であるうさぎのみみちゃんさん(ニンゲン)を見つめるネコチャン。頭の中では「ニンゲンに撫でられてやってもいいかなって思っているところ」と考えをめぐらせています。

 ただ、自身を「高貴な存在」と考えているため、自ら甘えようとはしません。「撫でて」とニンゲンに媚びへつらうなど、ネコチャンにとっては尊厳に関わる問題なのです。

 そうしてじっとしていると、うさぎのみみちゃんさんの方からネコチャンの元へ。すると、ネコチャンは「……お、撫でるか。撫でにきたのか」と期待に胸を膨らませます。「今日は特別にお腹を触らせてやってもいい」と思った次の瞬間、うさぎのみみちゃんさんが取った行動はネコチャンの予想に反するものでした。

 この漫画がツイッターで公開されると1.5万件もの“いいね”が集まった他、リプライ(返信)欄には「こういう時ある」「そんな風に考えてたら笑っちゃうな」「猫のこういうところかわいい」「気の毒なネコチャン……」など、さまざまな反応が寄せられています。

「猫という動物の特徴を踏まえて想像しています」

 うさぎのみみちゃんさんに「ネコチャンのニンゲン育成日記」シリーズを始めたきっかけや、ネコチャンの心情を想像する上で大切にしていることなど、話を伺いました。

Q. シリーズを始めたきっかけについて教えてください。
「我が家のネコチャンがかわいいので、皆さんに見せびらかそうと思って始めました」

Q. 実在のネコチャンはどのような見た目、性格ですか。
「パステル三毛で、白い面積が多い猫です。かなりセンシティブな性格ということもあり、環境の変化がすぐ体に現れてしまいます」

Q. テーブルから移動させた後のネコチャンの反応を教えてください。
「この後、ネコチャンは背中にすり寄ってきました」

Q. ネコチャンの心情を想像する上で大切にしていることは何でしょうか。
「『猫であること』を重視しています。猫という動物の特徴を踏まえて想像しています」

 猫の特徴がユーモラスに表現され、逆にリアリティを感じる同シリーズ。ブログでも公開されている作品を読めば読むほど、愛猫への理解が深まるかもしれませんね。さて、皆さんのネコチャンはご機嫌いかがですか?

(Hint-Pot編集部)