クリスマスと聞いて想像するのは、サンタクロース、クリスマスツリー、トナカイ、そして一面の銀世界。今年はそんなイメージを添えた手作りチョコレートで、クリスマス気分を盛り上げてみませんか？　人気のタブレット型チョコレートも手作りなら低コストで作ることができますよ。ポイントはスーパーマーケットのお惣菜販売やテイクアウトでよく使われるフードパックの“フタ”を使うこと。新しいものは100円ショップなどでも購入可能です。大人も子どもも楽しめる、簡単クリスマススイーツをご紹介します。

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溶かして固めてデコるだけ　簡単なのにクリスマス気分満載

　真っ白な雪を思わせるホワイトチョコレートはクリスマススイーツにぴったり。口どけの良さとミルキーな風味は、フルーツやナッツなどのトッピングとも相性抜群です。豪華なトッピングで有名ショコラブランドのようなタブレット型チョコレートを作ってみましょう。

　今回はクリスマスケーキの定番・ショートケーキのように、白と赤の愛らしい彩りを表現しました。トッピングにぴったりのドライストロベリーもおうちで簡単に作れますよ。

○クリスマス・ホワイトチョコ・タブレット

【材料】（タブレット1個分）
ホワイトチョコレート　180g
イチゴ（大粒のもの）　2粒
赤色のチョコペン　　　1本
アラザン　　　　　　　適宜
素焼きアーモンド　　　適宜
ドライフルーツ　　　　適宜（お好みで）

【作り方】
1. 【ドライストロベリーを作る】イチゴはよく洗ってヘタを切り、縦に5mmの厚さでスライスする
2. 天板にクッキングシートを敷き、イチゴを並べ、100度のオーブンで45分焼く
3. 時間がきたらイチゴをひっくり返し、100度のオーブンでさらに40分焼き、金網の上に取り出して乾かしておく

4. 【チョコレート型を作る】100円均一ショップなどで売られているフードパック（10cm×16cm程度のもの）のフタを切り取り、チョコレートの型にする
5. 【チョコレートの下ごしらえ】粗く刻んだホワイトチョコレートをボウルに入れ、お湯を張った鍋やボウルで湯せんしながらなめらかになるまで溶かす
6. 4で作っておいたタブレットの型を小さなまな板やお盆などの上に置く。溶かしたホワイトチョコレートを表面が軽く盛り上がる程度になみなみと注ぐ
7. 【チョコレート部分にトッピングする】ドライストロベリーやドライフルーツ、アーモンドなどをお好みでトッピングし、最後にアラザンを振りかける
10. まな板ごと冷蔵庫に入れ、2時間以上冷やし固めれば完成

　市販のタブレット型チョコレートのように上手に作るコツは、チョコレートをなみなみと注ぎ、表面を盛り上がらせること。入れすぎるとあふれてしまうので、様子を見ながら少しずつ流し入れてみてください。型から外して袋やシールなどでラッピングをすれば、クリスマスプレゼントにもなりますよ。

　トッピングはお好みで。お子様向けに作るのであれば、動物型のクッキーやキノコ型のチョコレート菓子などもおすすめです。フードパックのフタを使ったとは思えないゴージャスな仕上がりになるプチプラスイーツ、ぜひお試しを。

（和栗 恵）