東京五輪が終わったと思ったら、もう来年2月には北京冬季五輪が開幕します。メダルが有力視される選手、団体が続々と調子を上げてきている中、カーリング女子日本代表もオランダで行われた北京五輪最終予選で本大会の出場権を勝ち取りました。SNS投稿からこの機会に注目してほしい選手やエピソードをご紹介する「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」は今回、カーリング女子日本代表「ロコ・ソラーレ」の吉田知那美選手にフォーカス。まるで映画のワンシーンのようなオフショットを自身のインスタグラムで公開し、大きな話題を呼んでいます。

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五輪最終予選のオランダからカナダに移動してつかの間のオフを満喫

　2018年平昌冬季五輪で、日本カーリング界として初の銅メダルを獲得したロコ・ソラーレ。17日に行われた五輪最終予選プレーオフでは韓国に勝って、チームとしては2大会連続の五輪出場を決めました。リードの吉田夕梨花選手、セカンドの鈴木夕湖選手、サードの吉田知那美選手、司令塔であるスキップの藤澤五月選手、そしてリザーブの石崎琴美選手で構成されるチームワークは抜群で、出場権を獲得した際に見せた涙も印象的でした。

　ロコ・ソラーレのメンバーは競技を離れた際に見せてくれる様子も実に個性的。中でも吉田知那美選手は積極的に自身のインスタグラム（chinami1991）を更新し、ファンを楽しませてくれます。大会後はカナダ・カルガリーに移動したようで、そこで朝の散歩をしている写真を公開しました。

　吉田選手は白のニット帽に同色のボアジャケットと白のタートルネックニット、ブルーのパンツというコーディネート。青空のもと、美しい樹氷に囲まれた一枚はまるで映画のワンシーンのようです。高校卒業後にカナダ留学の経験がある吉田選手にとっては、まさに“ホーム”。「ウイルスとしもやけ対策をしっかりして過ごしたいと思います」とつかの間のオフを楽しんでいる様子がうかがえます。

　これにはファンもすぐに反応。1万件を超える“いいね”を集め、コメント欄も五輪出場枠獲得の祝福とともに「かわいい」のオンパレードとなりました。他には「風邪ひかないでね」「ゆっくり体を休めてね」と体調を気遣う声や「雪のフェアリー」「妖精出現」など、佇まいに魅了された声も寄せられました。

　チーム名の由来は、「ローカル」と北海道常呂町にちなんだ「ロコ」とイタリア語で太陽を意味する「ソラーレ」。吉田選手をはじめとするメンバーはまさに太陽のような輝きを放ち、北京冬季五輪で活躍することが期待できそうですね。

（Hint-Pot編集部）