海外ニュース
【英国王室の2021年】カミラ夫人のキーワードは“グリーン” 洗練されたファッションに見えたテーマ
公開日: / 更新日:
2021年も英国王室は、微笑ましいものから物議を醸すものまでさまざまな話題をファンに提供した。女性メンバーたちのファッションも見逃せないトピックスの一つだろう。中でも次期国王であるチャールズ皇太子の妻として、多数の公務に臨んだカミラ夫人には、大きな注目が集まった。そこで「英国王室の2021年」と題し、夫人のファッションを振り返ってみよう。ツアーや重要公務のコーディネートでは“グリーン”が光った一年だったようだ。
◇ ◇ ◇
グリーンコーデで光った夫人の敬意
○カミラ夫人は賢妻 連日グリーンのドレスで訪問先に敬意 「とてもスマート」
チャールズ皇太子夫妻は5月中旬、英領北アイルランドの英国統合100周年を記念し同地を訪問。滞在2日目には最大の野外市場バンゴー・マーケットを訪れ、カミラ夫人はダークグリーンの膝丈ドレス姿を披露した。グリーンは同国のフラッグカラー。前日にも夫人はグリーン系のドレスを着用しており、コーディネートで示された訪問国への敬意に注目が集まった。
○カミラ夫人 ニーハイブーツと定番のグリーンドレスで美しい! 「とても幸せそう」
10月頭、チャールズ皇太子とスコットランドのエディンバラにある王立植物園を訪問したカミラ夫人。緑あふれる場所への訪問とあってか、夫人がチョイスしたのはグリーンのドレス。そこに黒のロングブーツと手袋を合わせた。
「Hint-Pot」編集部調べによると、この日のコーディネートは5月中旬の北アイルランドツアー初日と同じ。さらに、コートもお気に入りアイテムである「バーバリー」のトレンチコートをセレクトするなど、全身が着回しだったようだ。
○カミラ夫人 バッグはメーガン妃とお揃い グリーンの着回しコーデで世界首脳を歓迎
2021年のカミラ夫人は各国首脳の前でもグリーンコーデを披露。11月に英グラスゴーで開催された第26回気候変動枠組条約締約国会議(COP26)の開会式にチャールズ皇太子と出席した際、グリーンのスカートスーツに黒のケープという装いで首脳たちを歓迎した。世界の環境問題を扱う重要会議だけに、アースカラーのグリーンを巧みに使い環境問題への思いを示したようだ。
“お揃い”や類似のアイテムでも話題に
○カミラ夫人 メーガン妃と“お揃い”バッグで鮮やかグリーンコーデ ファンは「優雅」と絶賛
チャールズ皇太子夫妻が5月中旬に行ったアイルランドツアーでは、カミラ夫人の“お揃い”アイテムにも注目が。初日の夫人は、ブリティッシュグリーンのフィット&フレアスタイルのドレスコートにブラックのロングブーツを合わせたコーディネートで登場。布マスクやハンドバッグも同色系でまとめた。
英雑誌「ハロー」によると、ハンドバッグは英ロンドンのブランド「デメリエー」のミニヴェニスバッグ。2018年1月にメーガン妃が持っていたことでも話題になったものだ。妃と夫人の仲の良さから、当時は「貸し借りしているのでは」などと報じるメディアもあった。
○キャサリン妃とカミラ夫人 そっくりすぎるドレスが話題 鮮やかグリーンドレスが素敵
カミラ夫人は、ファッションにおいて絶大な影響力を持つ義娘のキャサリン妃からインスピレーションを受けていたのかもしれない。6月下旬、チャールズ皇太子とロンドンのシアター・ロイヤル・ドルリー・レーン(王立劇場)を訪問した際にグリーンのドット柄シャツドレスを披露すると、キャサリン妃が2020年のアイルランド訪問で着ていたドレスに似ていると話題を呼んだ。
ドレスの類似性について報じた英大衆紙「デイリー・エクスプレス」は、夫人が身に着けていた「キキ・マクドノー」のブルートパーズネックレスにも注目。キャサリン妃愛用ブランドだったことから、夫人が妃から影響を受けているのではないかと指摘した。
(Hint-Pot編集部)