どうぶつ
“マリトッツォ”状態で発見された子ねこ 爆睡する姿に20万人胸キュン「たまらん」
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完全室内飼いのはずなのに「いない!?」と焦るのは、ねこの飼い主さんなら“あるある”ですよね。ねこの場合、名前を呼んでも返事したり出て来たりしないこともあるので、探すにも一苦労です。初めて家の中で子ねこの姿を見失った飼い主のいきなり若旦那 旅館×SNS(@wakadanna_coo)さん。家中探し回ると、意外な場所で熟睡していたそう。その際の天使のような寝顔が話題になっています。詳しいお話を伺いました。
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サウナのタオルが名前の由来 すっかりお気に入りに
いきなり若旦那さんこと、奥村勇太さんの愛猫の名は「しきじ」くん。推定生後4か月の男の子です。
元々は野良ねこだったしきじくん。1匹で奥村さんの自宅そばをうろうろしていたため、しばらくの間ごはんを与えながら様子を見ることにしました。しかし、親ねこの姿は近くになく、厳しい冬が間近に迫っていたことから保護を決めます。
そんなしきじくんのお名前の由来はとってもユニークです。自宅へ連れ帰った際、初めてかけてあげたタオルにプリントされていたサウナ店の名前から取りました。
実はこのタオル、奥村さんにとって特別なもの。サウナ好きの奥村さんが、愛媛県松山市の自宅から静岡県駿河区にある“サウナー”の聖地「しきじ」に遠征した際、お土産として購入したものなのだそう。
しきじくんはそのタオルをすっかり気に入り、手放さなくなってしまいました。その様子も以前、SNSで大きな話題になっています。
ベッドのヘッドボードと枕の隙間から見つかったしきじくん
保護時は600グラムほどしかなかったしきじくんですが、現在は1.5キロまで成長。大きくなるにつれ、お気に入りはタオルの中から別の場所になったようです。
ある日、奥村さんが仕事から帰宅すると、お部屋の中は驚くほど静かだったそう。しきじくんはお留守番の際、室内で過ごしているはずですが、忽然と姿を消していたのです。名前を呼んでも返事はなく、奥村さんはタンスの中などを数分探し回りました。
焦りながら捜索を続ける中、ふとベッドの方に目を向けました。そこには、ヘッドボードと枕の間に挟まれて爆睡するしきじくんの姿が……! “両手”をきゅっと重ね、狭そうな場所で“へそ天”になり、とても気持ち良さそうに眠っていたのです。
「見つけた時は、無事でいてくれた安堵と謎の寝相に癒やされました(笑)」と奥村さん。しきじくんは別の日もこの隙間で眠っていたそうです。そして、お気に入りだったタオルは、以前ほど「離さない」という状態がなくなってきているのだとか。
かわいらしい寝姿は大きな話題になり、ツイッター上では何と20.5万件もの“いいね”が。また、「たまらん、かわゆい」「マリトッツォしきじさん(笑)」「やはり、ねこは液体……」など、たくさんのリプライ(返信)が寄せられました。
ちなみに奥村さんは、愛媛県松山市の道後温泉にある創業150年の老舗旅館「大和屋本店」や「大和屋別荘」で若旦那を務めています。衛生上、しきじくんは旅館にはいませんが、広報隊長としてツイッターやインスタグラム、YouTubeチャンネル「サウナ猫しきじ」で大活躍。保護してくれた奥村さんに恩返しをしています。
(Hint-Pot編集部)