健康・美

知っておきたい生理用ナプキンのあれこれ かぶれやかゆみを予防する3つのポイント

著者:福岡 由麻

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生理用のナプキンは医薬部外品(写真はイメージ)【写真:写真AC】
生理用のナプキンは医薬部外品(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 2020年は日本の「フェムテック元年」と言われているそう。これまで「タブー視」されていた女性特有の生理やデリケートゾーンの悩みについて、オープンに話せる風潮が広まりました。生理用品として広く流通しているナプキンの違いや生理中のかぶれについて、薬剤師でヘルス・ビューティライターの福岡由麻さんが解説します。

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生理用の紙ナプキンは医薬部外品

 近年、女性の生理について積極的に話せるようになり、より快適に過ごせるような商品の増加やサービスの急成長が話題になっています。アプリなども開発されて、これまで恥ずかしくて言い出せなかったことを、気軽に相談できる環境が整い始めました。

 その以前から広く流通している生理用の紙ナプキンは、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)」に基づいて製造の承認を得る必要がある「医薬部外品」です。デリケートな肌に直接触れるものであること、経血を吸収するため使用後の衛生面での配慮も必要であることなどから、使用材料や製品の規格が決まっているのです。

ナプキンを選ぶ時に気になる3つの違いとは

長さや厚さ、羽の有無など違いがさまざま(写真はイメージ)【写真:写真AC】
長さや厚さ、羽の有無など違いがさまざま(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 現在は、さまざまな長さや厚さなどの生理用のナプキンが店頭に並んでいます。主な形状の違いは3つです。

1. 長さ
「昼用」や「夜用」、「軽い日用」や「特に多い日用」などとパッケージに記載されています。一般的に長さの違いは次の通りです。

ナプキンの長さの違い【画像:福岡由麻】
ナプキンの長さの違い【画像:福岡由麻】

 夜用は寝ている間に漏れないように、おしりまで包み込むような形になっています。最近では、ショーツタイプのナプキンも登場しました。

2. 厚さ
 大きく分けると約4~7ミリのしっかりと厚みがあるものや、約2~3ミリの薄いタイプがあります。厚みがあるから吸収力があるというわけではありません。薄いタイプでも十分に吸収してくれます。

 厚みがあることで「体にしっかりフィットして安心」という方もいれば、「ゴワついて苦手」という方も。一方で薄いタイプは着けている感覚が少なく、軽くて持ち運びも便利です。さらに、パッケージのデザインがおしゃれでかわいいものが多い印象もありますね。

3. 羽
 羽の有無で好みが分かれるかもしれません。「羽なし」はナプキンの基本の形。ゆっくり過ごす日や生理の終わり頃におすすめです。「羽あり」はショーツにしっかり固定できるので、アクティブに動く日やスポーツをする時に良いでしょう。