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マネキン人形はどこまで進化? 地方アナのツイートで注目 メーカーが語る開発の裏側
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ショーウィンドウなどで華やかに服を着こなしているマネキン。実際に着た状態を想像しやすいことから、買い物の参考にした経験はありませんか? 時代に合った素材の使用や躍動感あふれるポーズの登場など、マネキンは今、大きな変化を遂げています。進化が止まらないマネキンの世界について、老舗メーカーの担当者にお話を伺いました。
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地方局アナウンサーのツイートで注目を集めた“飛びはねるマネキン”
「ストレッチなのはよく分かったから落ち着きなさい」
昨年12月上旬、あるSNS投稿がちょっとした話題になりました。それは、スーツ姿でジャンプをしているようなマネキンの写真。冒頭のメッセージとともに投稿したのは、NBC長崎放送の住吉光アナウンサーです。
このツイートは瞬く間に拡散。3万件以上の“いいね”を集め、九州、中国地方を中心に「私のところにはこんなマネキンがある」といったリプライ(返信)が相次ぎました。そこで「Hint-Pot」編集部は住吉アナに経緯などをお聞きすることに。
「買い物をしていた時にスーツ売り場の前を歩いていたら特徴的なマネキンがいて、単純に面白いと思って、写真を撮って投稿せずにはいられませんでした。スーツのストレッチ性を売りにする上で、こんなマネキンがあるんだなと。でも私のツイートがここまで話題になるとは思っていませんでした」
このマネキンを展示していた長崎市内のショッピングモール「夢彩都」のスーツ売り場担当者によると、作っているのは東京都中央区に本社を持つ「株式会社トーマネ」とのこと。早速、担当者にこれらのマネキンについてお話を伺いました。