球史に残る大活躍で日本や米国を沸かせているアスリートといえば、米メジャーリーグのロサンゼルス・エンジェルスに所属する大谷翔平選手。そんな大谷選手を彷彿とさせる!?　「かわいさ場外ホームラン級」の元保護ねこが見せた“奇跡の一枚”が大きな話題になっています。飼い主さんに話を伺いました。

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後輩ねこともすぐに仲良しに　人懐っこいもこちゃん

「バッターボックスに立つねこがこちらです」

　ユーモラスな一言が添えられた写真に写るのは、元保護ねこの「もこ」ちゃん。推定年齢2歳の女の子です。

「もこを迎える前、ねこを2匹飼っていたのですが、そのうちの1匹が亡くなってしまいました。しばらくは残された1匹と暮らしていたのですが、どうにも1匹では寂しそうで……。そこで保護施設に見学に行ったところ、初めて会った時からとても人懐っこかったもこを迎え入れました」

　残念ながら先住ねこはすでに虹の橋を渡ってしまいましたが、甘え上手なもこちゃんはその後に仲間入りした後輩ねことすぐ仲良しに。今では2匹で毛づくろいをしたり、キャットタワーの同じ段にぎゅうぎゅうになって乗ってみたりと、毎日楽しく過ごしています。

　遊びが大好きなもこちゃんには、お気に入りのおもちゃがあるそう。それは、写真で手にしているバット……ではなく、ゴム紐おもちゃです。元々は先端にネズミのぬいぐるみが付いていたのですが、遊びすぎて取れてしまったのだとか。それでも大好きなおもちゃであることは変わらず、この日も遊んでいました。

　飼い主さんがこの時に撮影した写真をふと見返すと、凛々しい表情でカメラ目線のもこちゃんが目に留まりました。よくよく見てみると、ピンと張ったゴム紐おもちゃを両前足でしっかりと掴む姿がバッターのように見えたそうです。

　そこで冒頭の一文を添えてツイッターに投稿してみたところ、ホームラン級に大バズり！　7.6万件もの“いいね”を集めた他、「抜群の安定感」「にゃんこ界の大谷」「かわいさは場外ホームラン級」など、多くのリプライ（返信）が寄せられています。

　もこちゃんは撮影後、爪におもちゃを引っかけたり口にくわえたりして、ひとしきり引っ張り遊びを楽しんで大満足。そして、その後も相変わらず、このおもちゃをくわえて飼い主さんの元へ持ってきては「遊べ」と圧力をかけてくるそうです。

○取材協力：もこべや（@mokobeya41）さん

（Hint-Pot編集部）