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段ボール製のアイデアグッズに約4万人感動 再現度MAXの「ガンダム」マスクも
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制作に欠かせない“3種の神器”とは
最近のペーパークラフト作品としては、硬貨を載せてレバーを倒すと、上部の人形が「ありがとうございます!」と言わんばかりに体を倒す「おじぎスティーブ」があります。制作過程はもちろん、完成後は型紙も公開して反響を集めました。お辞儀の角度や速さにこだわっていた様子には、並々ならぬ熱意も感じられるでしょう。
「こだわりは、ちょうど良いディテールを再現するようにしています。とはいえ、複雑にしすぎると作るのが大変になるのでできるだけ簡略化も。そこの表現のバランスが難しい部分でもあります」
そんな繊細な制作に欠かせない“3種の神器”は、設計用のパソコンとレーザー加工機、木工用ボンド。ペーパークラフトでは一般的なカッターで切断しますが、段ボールグッズではレーザー加工機の存在が必須だそうです。また、制作過程では設計中のパソコン画面も公開されており、かなり細密に考えられた作品であることが分かります。
「段ボールクラフトでこれまでの自信作は、『νガンダム』の胸像です。顔を作るのに5日ほど、トータルで1か月くらいかかったと思います。サイズが大きいため、レーザー加工機とはいえ切るのに時間がかかってしまいました」
これまで制作した作品は20~30個。ご家族の皆さんも段ボールクラフトのマスクをかぶるなど“参加”しているようですが、反応は「もはやウケる段階などは通り越して『また何か作っているな……』といった感じ」だそうです。
とはいえ、ツイッターでは何と家族全員で「ガンダム」シリーズの段ボール製マスクをかぶって食卓を囲んでいる様子も公開。“何かを作っているのが当たり前”のお父さんを、かなりノリノリで受け入れているようにも思えます。そうした家庭環境だからこそ、良いアイデアが次々と浮かんでくるのかもしれませんね。
(Hint-Pot編集部)