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高橋大輔との絆に感謝 フィギュア横井ゆは菜の演技と幸せ告白に大反響 「奇跡ですね」
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北京五輪の開幕まであと1週間となり、ますます注目が集まるウィンタースポーツ。中でも、花形競技といえるフィギュアスケートは日本勢のメダル獲得に対する期待も高まっています。SNS投稿からこの機会に注目してほしい選手や競技などを紹介する「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」は今回、日本人女子スケーターの「告白」にスポットを当てました。バンクーバー五輪銅メダルで現在はアイスダンスに転向した高橋大輔選手(関大KFSC)をめぐる絆の物語。12年の年月を経たストーリーが大きな反響を呼んでいます。(高橋選手の高は「はしごだか」の「高」)
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四大陸選手権では7位入賞を果たした横井選手 12年前の感動に改めて言及
23日に幕を閉じた「四大陸フィギュアスケート選手権2022」。出場していた女子シングルの横井ゆは菜選手(中京大)は、フリーで自己ベストの131.41点をマークして7位に食い込む健闘を見せました。横井選手は2018年の「全日本ジュニアフィギュアスケート選手権」で優勝し、2019-2020年シーズンからシニアに転向。グランプリ(GP)シリーズ出場も果たし、今後さらなる活躍が期待されるスケーターです。
そんな横井選手は四大陸選手権後に自身のツイッターを更新し、感謝の思いを綴りました。
「つらさの過去イチを更新した後に幸せの過去イチを更新しました。スケート人生最大の目標としてい(た)舞台。いろんなことがめぐりめぐって出場することができました。私らしく、楽しんで、全力で。皆様の応援のおかげで、やるべきことを思い出しました。応援ありがとうございました!」(文章中の補足は「Hint-Pot」編集部)
同時に、出場した日本代表選手たちとの集合写真なども公開。そこにはアイスダンスに出場した村元哉中選手・高橋大輔選手ペアとのショットもありますが、実はこの写真には横井選手のある思いが込められていました。
横井選手はリプライ(返信)欄に「もしかしたらこのエピソードをご存知の方いるかもしれませんが、2010年の名古屋フェスティバルでフラワーガールをした時に、手をつないで回った選手が高橋大輔選手でした。そのことを本人にお伝えできて、うれしかったです!」と添えました。憧れの選手と同じ舞台に立ったタイミングで、12年前の感動を伝えることができたそうです。
この告白にファンからは「心から躍動する姿に涙腺崩壊」「素晴らしい演技と感動をありがとう」と演技を称賛するメッセージが寄せられました。また高橋選手とのやりとりについても「素敵」「懐かしい……」「その方と同じ試合に出られるなんて奇跡ですね」「ゆは菜ちゃんが諦めずに頑張ってきたからこそのご縁」といった声も。横井選手の感動は多くのファンに共有されました。
一度は現役を引退した高橋選手が、アイスダンスという別の種目でリンクに戻ってきたこと。さらに地道に実力をつけてきた横井選手の努力が重なったことで生まれた奇跡の対面でした。初の主要国際大会で入賞という実績を残した横井選手、アイスダンスで日本勢の最高順位2位に入った村元・高橋ペア。ともにさらなる飛躍を期待したいですね。
(Hint-Pot編集部)