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ミスコン挑戦したカナダのフィギュア女王 摂食障害やいじめとの闘いも過去に経験

著者:Hint-Pot編集部

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ガブリエル・デールマン選手【写真:Getty Images】
ガブリエル・デールマン選手【写真:Getty Images】

 年々、人気が高まっているフィギュアスケート。何となく興味はあるし、実際に見てみたい。でも、羽生結弦選手や浅田真央さんの名前は知っているけど、どの選手に注目していいかはよく分からない。そんなビギナー向けにお届けする「今日から好きになるフィギュアスケート入門講座」。編集部がこの機会に知ってほしい選手を紹介します。今回はカナダのガブリエル・デールマン選手です。

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妖艶な雰囲気と抜群の身体能力を誇る23歳デールマン選手

 リンク内外でエネルギッシュに活動しているのが、デールマン選手です。

 14歳で迎えた2012-13年、ジュニア選手ながらシニア部門のカナダ選手権で初出場2位。頭角を現すと、シニアに移行した翌シーズンも2年連続2位となり、ソチ五輪に出場(17位)。以降は15、18年のカナダ選手権優勝、17年は4大陸選手権2位と世界選手権銅メダル、18年の平昌大会で2大会連続五輪出場(個人15位、団体銅メダル)と、世界のトップ選手の1人として活躍しています。

 しかし、彼女の場合は記録はもちろん、記憶に残るタイプの選手かもしれません。リンクの上ではエキゾチックな魅力を振りまき、独特な世界観のあるメイクと衣装で妖艶な雰囲気を醸し出すデールマン選手。身長155センチで、フィギュア選手としても小柄に入る部類ですが、そんなことを感じさせないダイナミックな演技でファンを魅了しています。

 その源となるのが、アスリートとして並外れた身体能力です。幼少期、体操に励んでいたこともあり、インスタグラムではバク転&バク宙も披露。定期的にトレーニング動画も掲載していますが、シックスパックの腹筋が目を引きます。海外ファンからは「アメージングな肉体」「マッスルクイーン」「何てバキバキなんだ」などと驚きの声がその度に上がります。

 最近、話題となったのはリンク外でのこと。昨夏にミス・ワールドの地区大会にあたるミス・オンタリオ出場をインスタグラムで表明。「もっと大きな励み、ロールモデルとなり、すべての人のために発言したいからです」と挑戦の理由を明かし、「人の力になれるよう変化を実現し、皆さんに恩返しがしたいのです!」と記しました。

 過去に摂食障害、学習障害(失読症)に苦しみ、子どもの頃にいじめを受けた経験を海外メディアに明かしたことがあり、「皆さんも私のストーリーを知っていると思いますが、同じようなことと戦っている人々、他のことで苦しんでいる人たちを助けたいのです」との想いも。見事に地区予選を突破し、本戦は競技との両立のため辞退したものの、多くのファンの支持を集めました。

 23歳になったデールマン選手。その歩みにはこれからも注目が集まります。

(Hint-Pot編集部)