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【私の家族】ベテラン俳優・キムラ緑子を癒やす元保護猫2匹 SNSは愛らしい姿でいっぱい
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愛猫でいっぱいのインスタグラム ハマりすぎて迷子になったことも
今回の舞台では恋文の代筆屋を演じたキムラさん。昨年始めたインスタグラムでは、猫との暮らしや舞台の現場など日常を感じられる写真や動画とともに、文章も綴っています。
「ブログも好きで、書いていたことがありました。いろんな感情を長文でぶつけていましたね。インスタグラムでは、短い一言と写真や動画を投稿することが多いです」
今はインスタグラムにも“ドハマり”しているそう。
「好きなこと、興味があることをひたすら追いかけられるので、最初は『夢の世界だ』と思いました。投稿すれば、性別も年齢も分からない誰かが賛同してくれたり、コメントを書いてくれたり。うれしい反面、怪しい世界だなとも思います。昨年の9、10月はハマりすぎて、タクシーで知らない場所に着いてしまったこともありました……」
インスタグラムには、愛猫のなあるくんとうんにちゃんもしばしば登場。大切な猫たちのために歌を作ったり、一仕事を終えた後は猫と“3匹”で里帰りをしたり、愛情をたっぷり注いでいます。
「数年前、長く暮らしていた『ミッチュ』と『ポン』が相次いで亡くなりました。悲しみのどん底にいた時に出会ったのがなある。前の子たちと同じ捨て猫です。なあるは手のひらに乗っかるくらいの大きさで、『死んじゃうかも』と心配しました。名前は『大きくなあれ』から取っていますが、“なあれ”という希望ではなく“なる”と断言したことで、今も元気で一緒に暮らせています」
うんにちゃんをお迎えしたのは昨年の10月。俳優の鈴木杏さんから「生まれたばかりで拾われた子がいる」と連絡を受けたことがきっかけでした。
「母猫と早く離れたのか哺乳瓶からミルクが飲めず、カリカリをやわらかくして食べさせました。大きな声でずっと鳴き続けていて『あなたはどんな状況でも、猫を愛することができますか』と問われているようでしたね。名前の由来は、初めてうちへ来た日に部屋の隅っこでうんちを2つしたから。その“うん”と“2”を足して、うんにです。とっても甘えん坊で、私が帰ると『帰ってきたのー』とすぐにひっついてきます。指がシワシワになるくらい舐めてくれて、とても癒やしてくれる存在です」
一緒にいるととてもうれしそうにしていて、本当の兄妹のように仲がいいという2匹。
「前の子たちもそうでしたが、私が仕事で家を空ける時などは、家族(配偶者のマキノさん)に甘えるので、その現場を見ると悔しいなと感じます。本当はもっとたくさんの猫に囲まれて暮らしたいです」