どうぶつ
日本の名画とねこ ハマりすぎた一枚に17.9万人びっくり 「しれっとカメラ目線」
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芸術の世界にはねこ好きが多いそうで、パブロ・ピカソやサルバドール・ダリといった有名画家たちはねことのツーショット写真を残しています。日本ではねこをモチーフにした多数の浮世絵作品も有名ですよね。今回話題になったねこは、そうした作品に入り込んでしまったよう。浮世絵の名画と見事なコラボを果たしたマンチカンの女の子「こつぶ」ちゃんについて、飼い主の橘 五瓜@猫垢(@izuka1159)さんに話を伺いました。
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「富嶽三十六景」の「神奈川沖浪裏」とマンチカンが一体化
ツイッターに投稿された名作……ではなく、ねこの写真。江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎がさまざまな場所から富士山を描いたシリーズ「富嶽三十六景」の「神奈川沖浪裏」と4歳になるこつぶちゃんが、見事に一体化しています。
向かって左側でダイナミックに描かれた大きな波がおなじみの「神奈川沖浪裏」。こつぶちゃんはその波に背を向けてお座りしており、猫背と波の曲線を一致させています。おかおも横向きですが、右目はカメラの方をチラリと見ているような。まるで「どうかな?」と感想を聞きたがっているかのようです。
そこで飼い主さんはこの様子を写真に収め、「まるで最初からこんな絵ですみたいななじみ方」との文章を添えてツイッターに投稿。何と17.9万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には、「北斎先生ならこういうの描きそうなイメージがある」「あの世で手を叩いていらっしゃるのでは」「これぞまさに、『神奈川沖ニャみ裏』ですね~」など、コラボを絶賛する声が多く寄せられています。
また、「うちの嬢もハマっております」「うちの子もお気に入りです」との声も。実はこの名作、通販大手「フェリシモ」の「フェリシモ猫部」が販売する「名画をたしなむ猫のつめとぎ北斎神奈川沖浪裏」という商品。リプライで愛猫の姿を公開する人もいました。
ちなみに動画バージョンも公開されており、肉球のお手入れと毛づくろいをする姿が収められています。ゴロリと横たわった姿勢や渋みを感じる表情など、やはりどこか“江戸っぽい粋”を感じてしまうのは気のせいでしょうか。