「愛鳥にストレスなく過ごしてもらうことがお客様への一番のケア」

　愛鳥家から共感を呼んだ今回の作品。えるぽさんに執筆の理由や接客にあたってのケアなどについて伺いました。

Q. 今回のエピソードを漫画に描こうと思った理由を教えてください。
「ペットショップで仕事をする中、ペットホテルを利用されるお客様はとても多くいらっしゃいます。そこで、“店員からの視点”をぜひ読者さんに知ってほしいと思い、漫画にさせていただきました！」

Q. 心配性のお客さんは体感的に何割くらいですか？
「初めてペットホテルを利用されるお客様の7～8割くらいは名残惜しそうに退店されていきます」

Q. そんなお客さんの不安を取り除くために気を付けていることはありますか？
「愛鳥との普段の過ごし方、室温、ごはんや就寝のサイクルといた情報を細かくお客様から聞くようにしています。可能な限りおうちと近い環境を再現することで、愛鳥にストレスなく過ごしてもらうことが、お客様に対する一番のケアだと思っております」

Q. その後、ピーちゃんは3日間変わらず過ごせましたか？
「初めはいつもと違う周囲の様子に戸惑っているようでしたが、ごはんをしっかり食べていましたし、翌日にはすっかりお店の雰囲気になじんでいました（笑）」

Q. お迎えに来た飼い主さんを見たピーちゃんの様子について教えてください。
「飼い主さんを見つけたピーちゃんは、体を揺らしてうれしそうな様子でした！　お預かりの子はみんな、飼い主さんの顔を見るとうれしそうにソワソワするので、店員は心の中で『お迎えが来てうれしいね～』と微笑んでおります……（笑）」

（Hint-Pot編集部）