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鍵山優真 “急成長”感じる2年前の初々しい姿が話題に 「キュート」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

鍵山優真選手【写真:Getty Images】
鍵山優真選手【写真:Getty Images】

 熱い戦いが繰り広げられた北京五輪のフィギュアスケート男子シングル。羽生結弦選手による「クワッドアクセル」(4回転半ジャンプ)への挑戦、圧倒的な実力を見せつけて初の金メダルを手にしたネイサン・チェン選手(米国)など見どころは満載でした。初出場ながら堂々とした演技で銀メダルを獲得した鍵山優真選手(オリエンタルバイオ/星槎)の演技も、見事と称賛を集めています。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」は今回、鍵山選手の初々しい動画に注目。五輪公式ツイッターで公開された2年前の動画が大きな反響を呼んでいます。

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金メダルを獲得した2020年のユース五輪 キス・アンド・クライではにかむ姿

 ショートプログラム(SP)で自己ベストの得点をマークして2位だった鍵山選手。フリーではわずかなミスがありながらも踏ん張って、銀メダルを獲得しました。現行の採点制度になった2006年以降では、同競技史上最年少のメダリストです。コーチでもある父・正和さんと喜び合う姿も大きな話題になり、今後に向けて夢が広がる結果となりました。

 鍵山選手はまだ18歳の高校生。しかし、その実力は以前から高く評価されていました。2年前の2020年1月にスイス・ローザンヌで行われたユース五輪では日本選手団の旗手として出場。SPではフェンスに激突するアクシデントで3位発進となったにもかかわらず、難度を上げたフリーで逆転して金メダルを獲得しています。

 五輪公式ツイッターは北京五輪男子フリーが終わった直後、ユース五輪当時の鍵山選手の動画を公開しました。演技を終えてキス・アンド・クライで得点が出た直後。はにかみながらカメラ目線で両手を振る姿にはまだ初々しさが残っています。

 リプライ(返信)には「かわいい」「とても成長したね」「キュート」などチャーミングな仕草に心を奪われたようなメッセージが。さらに「日本のフィギュアスケートは人材が尽きない」といった、日本フィギュア界の選手層の厚さを感じるコメントも見られました。

 初めて臨んだ五輪の舞台で堂々の銀メダルを獲得した鍵山選手。ユース五輪からわずか2年で大きな飛躍を遂げました。気は早いですが、次の2026年ミラノ/コルティナ・ダンペッツォ五輪では金メダル獲得も期待できます。進化が止まらない鍵山選手から、まだまだ目が離せそうにありませんね。

(Hint-Pot編集部)