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「何て喜ばしい悲報」 面白ネーミングのスイーツが“販売終了” まさかの理由に大反響
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慣れない時には1日に50個ほど出ていた規格外品 製造技術が向上したことで…
日本中に知れ渡った「ドラムスコの失敗作」。この回転焼きは一体どのような経緯で販売されてきたのでしょうか。ナガノヤ ウメコウジの本部長を務める甲斐丈寛さんに詳しい話を伺いました。
Q. 「ドラムスコの失敗作」の販売までの経緯を教えてください。
「会社の倉庫に回転焼きの機械が眠っていたのを社長(永野雄太さん)が発見し、これを何とか『ドラムスコ』という名前で商品化できないものか、と指示されたのが最初です。そこから製造を始めたのですが、慣れない作業でどうしても規格外品が出てしまう。すると、社長から今度『ドラムスコの失敗作』として販売してみてはと提案され、規格外品も販売し始めました」
Q. 1日あたり、何個くらい「ドラムスコの失敗作」は販売されていましたか。
「失敗する数にもよりますが、だいたい1日50個ほどです」
Q. それが今回販売終了ということですが、その経緯も教えてください。
「『きれいに丁寧に』を毎日の目標として製造していました。焼き加減の調整、皮の厚さの調整、作業のスピードアップなどを工夫していったところ、日に日に失敗作が少なくなっていったんです。スタッフの努力の結果、失敗作ができなくなったので販売終了という運びになりました」
Q. この「ドラムスコ」を含め、お弁当などのネーミングが非常にユニークですが、こうした名前はどなたが付けていらっしゃるのでしょうか?
「ネーミングは社長が考えていて、その数は約200種類にも上ります。しかし、その真意は分かりません。だいたい、意味不明です」
(Hint-Pot編集部)