小さい子どもがいるご家庭では、外出が決まるとまず「子どもを連れていきやすい飲食店」を調べることも多いでしょう。「出産前に通っていたお店には行きづらくなった……」という話もよく耳にしますよね。おしゃれなカフェもそんな場所の一つかもしれませんが、中にはキッズメニューを用意している有名チェーン店も。そのメニューで無事にカフェ“デビュー”を果たした1歳児、その感動ゆえか人気芸人に“変身”してしまう様子を描いた育児漫画が話題を呼んでいます。作者のみや子（@miyakokko61）さんにお話を伺いました。

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スタバで「キッズ ミルク」をトライした1歳児

　公式サイトによると、2022年2月13日現在で全国に1704店舗（うちライセンス店舗142店舗）をかまえる「スターバックス コーヒー」。1996年にオープンした日本1号店が「銀座松屋通り店」だったことや、発祥地である米国ワシントン州シアトルのムードがあふれる店内などから“おしゃれなカフェチェーン”というイメージがありますよね。

　みや子さんも、結婚前に23歳で“スタバデビュー”を果たして以来、同チェーンのファンでした。しかし、結婚を経て長男のなあくんを出産した後は少し足が遠のいていたそう。そんなある日、12歳以下用に用意されている「キッズ ミルク」をトライしてみることにしました。

　子ども用のため、ぬるめに作っているというこちらのメニュー。なあくんは目にした途端から「にゅーにゅー！」と大喜びで、なぜかお母さんのカップに手を伸ばして上ブタの飲み口部分を「っしょ！」と開けてあげるほど。そして、ストローが挿された自分のカップを両手でしっかり持ち「ずご～っ」とすすります。

　すると……その表情は見事なびっくり顔に！　大人と同じカップで飲んでいるという初の体験もあってか、どうやら想像を超えたおいしさだったようです。そして目を細め、最初の感想となる記念すべき一言を発します。

「うま～い！」

　このリアクションに、みや子さんはびっくり。実はなあくん、これまで「おいしい？」と聞かれると「おいしぃ～」とお返事していたのです。それが「うま～い！」に変化した理由とは一体？　そこで「これのせい？」とみや子さんが思い当たったのは……家族でのテレビ鑑賞でよく見ている人気芸人の宮川大輔さんだったのでした。

　この漫画がツイッターで公開されると、何とも微笑ましいオチに爆笑する人が続出。リプライ（返信）には「突然の宮川大輔のクオリティに声出して笑った」「良かったねぇかわいい～!!　ってなってたらまさかの派生が宮川さん……!?」「これで食レポ完璧ですね!!」と“笑撃”を訴える声が相次ぎました。また、「うちの娘も突然『うまーい！』って言ってて、私が『え？』って顔したら『って、うまいのおっちゃん言ってるやろ？』って補足された」と宮川さんの影響力を報告する声も。

　もちろん「キッズ ミルク」についても、「ぬるめにも作ってくれるなんてさすがスタバ……！」「これをしっかり記憶に刻み込んだ息子1は、緑のマークを見る度『にゅうにゅう飲んでく？』と休もうとしていたなー」と、その魅力について語る声も多くありました。