寒さが染みる日に保護された2匹　目が開かない状態もしっかりケアして回復

　元保護ねこのだいきちくんとはなまるくん。名前を聞いて、お笑い好きな方はピンときたかもしれません。「名前の語呂や響きがしっくりくる」という理由で、飼い主さんの好きなお笑いコンビ「博多華丸・大吉」からお名前を”拝借”しました。

　飼い主さんが2匹をお迎えしたのは昨年10月のこと。その日も今回の雪が降った日と同じくらいに寒さが染みる日でした。仕事先に出勤すると敷地内に4匹の迷いねこが。試しに「おいで」と声をかけると1匹が寄ってきてくれ、すぐに他の3匹も同僚の協力を得て保護したそうです。

「職場付近は野良ねこが多い地区で、恐らく寒さをしのぐために移動してきたのでしょう。母ねこも現れたのですが、大人のねこだったため保護できませんでした。子ねこを見たのはこの日が初めてで、4匹とも体は汚れて目ヤニだらけで震えていました」

　はなまるくんとだいきちくんは飼い主さんが、もう2匹は別の社員がお迎えしたそう。「2匹とも目が開かない状態で、すぐ病院で診てもらい風邪と診断されました。目薬などのおかげで今ではすっかり目も良くなりました」とお迎え後のケアもしっかりできたことで、今は元気になりました。

　飼い主さんの過去ツイートには、この日同様に2匹が兄弟さながらの同じ格好を見せている様子が多数、公開されています。またインスタグラム（hanadai_neko）では、まさにシンクロといわんばかりに2匹並んで寝転んでいる姿や楽しそうに遊ぶ姿も。これからも2匹仲良しの様子を見せてくれそうです。

取材協力：はなまるだいきち（@hanadai_neko）さん

（Hint-Pot編集部）