どうぶつ
飼い主をボスねこだと思っている子ねこ 同じ姿でくつろぐ様子に爆笑 「笑かさないで」
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一説によると、ねこは人間のことを「大きなねこ」だと思っているそう。子ねこにとってはなおさら、飼い主さんは同じ種族だと信じて疑わない存在かもしれません。そんな飼い主さんとねこの絆を感じる一枚に、思わず吹き出してしまう人が続出しています。ソファでくつろぐ子ねこの姿はまるで人間のよう。飼い主のお豆さんにお話を伺いました。
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譲渡会で見かけた2匹の子ねこの姿が頭から離れず…
お豆さんはパートナーのふん吉さんとともに、保護団体から譲り受けた2匹のねこ、キジトラの「銀杏(ぎんなん)」くんとサバ白の「諭吉(ゆきち)」くんを育てています。2匹は現在、生後5か月ほど。譲渡に至るまでは紆余曲折があったそうです。
「2匹との出会いは、群馬県高崎市で土曜と日曜に開催される動物愛護団体主催の譲渡会でした。私たちは日曜の終了時間ギリギリに見学へ。すると、4匹のキジトラのきょうだいと1匹だけ明らかに種類の違うサバ白が、ケージの中で仲良く遊んでいました」
お豆さんはその中でも、血のつながりがないはずの銀杏くんと諭吉くんがとても親しげに遊んでいたことが印象的だったそう。しかし、その日は譲渡申請の時間をすでに過ぎていたため、お豆さんたちはそのまま帰宅することにしました。
「その日から、2匹が夢に出てくるくらい忘れられない存在になってしまったんです。そこでふん吉さんを説得し、2匹とも引き取ることを決断。次の土曜日にはまた会いに行きました。ところが一足遅く、すでに他の方が諭吉たちの譲渡を申し出ており、話を進めている途中でした」
どうしても2匹を迎え入れたい思いでいっぱいだったお豆さん。そわそわした気持ちを何とか落ち着けようと、他のねこちゃんを抱っこさせてもらうなどしました。しかし、やはり2匹を諦めきれません。
すると、その願いが通じたのか奇跡が起こります。先に申し出ていた人とは譲渡条件が折り合わなかったため、銀杏くんたちはお豆さんたちの元にやって来ることが決まりました。
「迎え入れた時、2匹は推定生後3か月。手のひらに乗るくらい小さい子たちでした。保護団体の方に聞いたところ、銀杏は保健所に保護されていたところを愛護団体が引き出してくれたそう。諭吉は公園に取り残されていたところを心優しい方に保護され、譲渡会にいたようです」