堂々と“へそ天”をしていたり、狭い場所にすっぽりはまってびょーんと伸びて寝ていたり。ねこの寝相にはそれぞれの個性がにじみ出るものです。「どうしたらそんな姿勢に？」と、思わず聞きたくなってしまうような、摩訶不思議な寝相で眠るねこが話題になっています。飼い主のmiya（@miya17392785）さんに話を伺いました。

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兄弟ねこのあずきくんと一緒に里親募集で迎えられたパンくん

　大胆な寝相を披露しているねこの名は「パン」くん。6歳の男の子です。かわいらしいお名前は、病気で亡くなってしまったパンくんの兄弟ねこと対になっているそう。

「姉が名付けました。兄弟ねこの名前が『あずき』だったので、2匹で“あずきパン”だと言っていました」

　パンくんとあずきくんは、新聞に掲載された里親募集がきっかけでお迎えされました。

「先代ねこを亡くし、寂しいと思っていたところでした。当初、お迎えするのは1匹だけの予定だったのですが、どちらかを選べずに2匹ともお迎えすることに決めました」

　こうして迎えられ、大切に育てられてきたパンくん。今ではすっかり「わがままでマイペースな甘えん坊」さんに成長したのだとか。「人間の子どもか？」と思う時も多々あると、飼い主さんは苦笑いをします。

　とはいえ、とても人懐っこいパンくんに家族はメロメロ。来訪者がいると飼い主さんたちより先にお出迎えに行ったり、寝る時は誰かがいる部屋や人の膝、お腹の上などに乗ったり。時に机やベッドから足を踏み外して落ちるドジっ子なところもたまらないご様子です。

マカロン型のベッドでスヤスヤ　目覚めたら朝のルーティンへ

　そんなちょっと天然のパンくんが見せた、あの不思議な寝相。飼い主さんによると、いわゆる“ニャンモナイト”の状態で頭を下にし、バンザイをしているそう。

　投稿は話題を呼び、「スケキヨ師匠～!!」「頭取れてるううう」などちょっと恐怖を感じている人や、「ヨガ？」「ハーフパイプで飛んでる夢を見ているに違いありません」など、スポーツに例えるリプライ（返信）も多く見られました。

「パンが寝ているのはねこ用のベッドですが、本来のマカロンの形だとあまり使ってくれなかったため、上を外して今の形にしたら使ってくれるようになりました。あの体勢で5分ほど眠っていましたが、その後寝返りを打って違う体勢になっていました」

　この時は早朝だったため、その後に目覚めると飼い主さんのお母さんを叩き起こし、朝のルーティンである散歩へ。そして帰ってくると、ごはんを食べて、また幸せな顔で眠っていたそうです。

（Hint-Pot編集部）