年明けから大雪のニュースが相次いでいる2022年の日本。北海道や日本海側を中心に記録的な積雪量となり、常に万全の備えが必要です。青森県でも2月4日、青森市内で9年ぶりに130センチ超の積雪を記録したことが大きく報じられました。しかしその数日後、豪雪の中でも運行を続けている同市内のロープウェーが大きな話題に。運行会社の「八甲田ロープウェー」（青森県青森市）に詳しいお話を伺いました。

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映画『デイ・アフター・トゥモロー』に例える人も続出

　文字通り“雪に閉ざされた”駅で扉を開き、乗客を待っているゴンドラ。7日にツイッターで公開された「八甲田ロープウェー」の写真と映像は、日本全国の度肝を抜きました。ゴンドラ上部はもちろん、「支索」と呼ばれるロープの部分にかかる「懸垂リンク」にもたっぷり雪が積もっています。さらには駅舎の構内も見事に真っ白です。

「最高でした」のコメントを添えてマカロニサラダ（@kgurna8610fybs）さんが公開した写真は、何と15.7万件の“いいね”と2.7万件のリツイートを記録。リプライ（返信）にも「すごいことになってますね!!」「この状態でも運行するんですな」「氷河期!?」「っていうか動くんだ、マジで!?」といった驚きの声が集まりました。

　また、「『バイオハザード』みを感じる」「八甲田山の回想シーンで緒方拳さんが乗るやつですか？」「『デイ・アフター・トゥモロー』みたいですね」と、フィクションの世界を思い浮かべたという声や、「地元に来ていただいたことに感謝しかありません」と来訪に感謝する青森県民の声も。

　続いてマカロニサラダさんは同じ様子の動画も公開。写真で確認できたゴンドラ内の人影は、前方の窓を懸命に拭いている職員さんであることも分かります。大粒の雪が降る中、運行に向けて準備を進めていたようです。