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宇野昌磨 10年前と現在のコメント比較に見える精神面の成長 コーチとの深い絆も話題
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多くの人に感動と興奮を与え、20日に幕を閉じた北京五輪。冬季五輪史上最多となる18個のメダルを獲得した日本勢は、数多くの印象的なシーンを見せてくれました。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」は今回、フィギュアスケートで2つの銅メダルを獲得した宇野昌磨選手(トヨタ自動車)に注目。現在はステファン・ランビエールさんがコーチを務めていますが、実は10年前にも指導を受けていました。そこで国際オリンピック委員会(IOC)日本語公式ツイッターは、10年前と現在で同じ質問に答える比較動画を公開。コーチとの深い絆を感じさせる言葉も話題を呼んでいます。
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24歳の現在は周囲に感謝する言葉をしっかりと語った宇野選手
先陣を切ったフィギュアスケート団体戦の男子シングルショートプログラム(SP)で自己ベストの演技を見せ、日本チームの銅メダル獲得に貢献した宇野選手。個人戦のSPでは記録を更新し、フリーでも安定感抜群の滑りで2018年平昌大会に続く銅メダルを獲得しました。2大会連続のメダル獲得は日本勢で2人目。大会前の怪我を克服しての快挙には多くの称賛の声が寄せられています。
常に落ち着いた演技を見せる宇野選手は、インタビューなどでの受け答えも冷静。それは幼少期から変わっていないようです。IOC公式ツイッターは、宇野選手が2012年に出場したユース五輪(オーストリア・インスブルック)で銀メダルに輝いた時のインタビュー映像を公開。「10年の時を経て、宇野昌磨選手に同じ質問を投げかけてみました」と題し、北京五輪を終えて同じ質問に答える様子も並べました。
最初の質問は「今大会での経験を家族や友達にどう伝えたいですか」。そこでまだ初々しさが残る14歳の宇野選手は「しゃべって伝えたいと思います」とシンプルに答えます。
対して、24歳の現在は「きっと喜んでいただけると思うので、素直にその祝福の言葉を受け取って、ちゃんとお土産も買って行って、もらったメダルもかけたい人にかけてあげたいなと思っています」と周囲に感謝する言葉を並べました。数多くの経験を積んできた成長ぶりが、しっかりと表れています。