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宇野昌磨 10年前と現在のコメント比較に見える精神面の成長 コーチとの深い絆も話題

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

実はユース五輪当時もジュニアの合宿でランビエールさんが指導

 次の質問は、現在コーチを務めるステファン・ランビエールさんからかけられた言葉について。スイス人のランビエールさんは、2006年トリノ五輪で男子シングル銀メダルに輝いた名スケーター。宇野選手は2019年11月から師事していますが、実はユース五輪当時もジュニアの合宿で指導を受けており、2人の絆はとても深いのです。

宇野選手とコーチのランビエールさん【写真:Getty Images】
宇野選手とコーチのランビエールさん【写真:Getty Images】

 質問に対し14歳の宇野選手は「自分ならできるって思いこめばできる」と声をかけられたそう。そして今回の北京五輪では「フリープログラムの前に、しっかり自分のエネルギーを出しておいで」と言われたことを明かしてします。

 ただ、今回は「出し切れたかどうかでいうと、出し切れませんでした」とも。それだけに「世界選手権で必ず出し切りたいと思っています」と誓いを新たにしていました。

SNSに興味がないのは昔も今も同じ?

 次の質問は少し角度を変えて「ソーシャルメディアをやりたいと思いますか」。14歳の時に「思わないです」と言い切った宇野選手は、現在も「SNSにはあまり興味はないです」と答え、その気持ちに変化はないようです。

 ただし、YouTubeのアカウントは持っていることから、「スケートに集中したいということで長らく投稿も止まっていますし、今年(今シーズン)が終わったら何か投稿できたらと思っています」と明かしました。

 最後に日本語と英語で「ありがとう、インスブルック」「ありがとう、北京」と感謝を述べて終わった動画は6.6万回以上も再生されています。リプライ(返信)には「なに~、このかわいいの~」「天使と大天使」「手土産持参できるようになった!」と宇野選手の成長の様子にほっこりしたコメントが。さらにランビエールさんとの縁についても「10年前のあの日の出会いは、必然だったのかもしれないと思いたくなる」という声も寄せられています。

 着実に成長を遂げ、世界のフィギュアスケート史に名を刻んだ宇野選手。しかし、これまでシニア転向後に主要国際大会で手にした金メダルは2019年に米アナハイムで行われた「ISU四大陸フィギュアスケート選手権」での1個だけです。「ISU世界フィギュアスケート選手権」でも2017年、2018年と連続で銀メダル。次は金メダルで、ファンやランビエールさんたち周囲を大きく喜ばせる展開に期待ですね!

(Hint-Pot編集部)